【ゲームエンタメ株概況(11/25)】サンリオやKADOKAWAなどが高値更新 『Winning Post 10 2025』の発売日発表のコーエーテクモHDが買われる エディアは3日続伸
11月25日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比496.29円高の3万8780.14円で取引を終えた。米国市場で堅調な米景気を受けてNYダウが最高値を更新するなど、主要3指数がいずれも上昇したことが追い風となり、国内市場は一時769.79円高まで上昇する場面があった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業94銘柄のうち、上昇は45銘柄(48%)、下落は44銘柄(47%)、変わらずは5銘柄(5%)で、上昇と下落がほぼ拮抗する形になった。
中で、サンリオ<8136>やKADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、東映<9605>、東宝<9602>などが年初来高値を更新するなど、IPコンテンツに強みを持つ企業の強さが目立った。
バンダイナムコHD<7832>やコーエーテクモHD<3635>など家庭用大手ゲーム株の一角も買われた。コーエーテクモHDは、前週末に競馬シミュレーションゲーム「ウイニングポスト」シリーズの最新作『Winning Post 10 2025』の発売日が2025年3月27日に決定したと発表したことも評価の底流にあるようだ。
『アーネスト・エバンス』シリーズ3作品の現行機向け移植開発が決定したと発表したエディア<3935>が3日続伸し、テンダ<4198>やフリュー<6238>なども高い。
半面、DeNA<2432>は寄り付き直後に2577円と高値を付けたものの、その後は値を崩して続落した。
また、コロプラ<3668>が続落して年初来安値を更新し、コトブキヤ<7809>やアルファポリス<9467>、ネクソン<3659>などが安い。
会社情報
- 会社名
- 株式会社エディア
- 設立
- 1999年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 賀島 義成
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高32億7700万円、営業利益1億6100万円、経常利益1億5800万円、最終利益1億5000万円(2024年2月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3935
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635