アトラス、18年3月期の最終損益は6.86億円の赤字 事業譲渡で発生した営業権償却のため パッケージゲーム中心に業績は好調

セガサミーホールディングス<6460>傘下のアトラスは、6月25日、第5期(2018年3月期)の決算公告を掲載し、最終損益は6億8600万円の赤字だった。同社によると、業績が悪化しているというわけではなく、2013年11月に行われた、インデックスからセガドリーム(現アトラス)への事業譲渡に起因し発生した営業権を毎期償却しているため、と說明している。パッケージソフトを中心に業績は好調で、グループ全体の業績にも貢献した。

セガサミーホールディングスの発表にもあったとおり、『ペルソナ5』のリピート受注や欧米地域版の販売が好調だったほか、『真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY』『世界樹と不思議のダンジョン2』『ラジアントヒストリア パーフェクトクロノロジー』『ドラゴンズクラウン・プロ』を発売し、販売数は好調だったうえ、作品のクオリティへの高く評価され、計画を大きく上回ったとした。

また、音楽事業・ライセンス事業においては、 『「ペルソナ 5」 オリジナル・サウンドトラック』 の発売、音楽ライブでは、『PERSONA SUPER LIVE P-SOUND BOMB !!!! 2017』、『世界樹の迷宮 10th Anniversary LIVE』、『GAMESYMPHONY JAPAN 25th CONCERT 真・女神転生 生誕 25 周年祭』、『真・女神転生 生誕 25 周年 LIVE 』などを開催し、好評だった。


【関連記事】
セガサミー、18年3月期のパッケージゲームの営業益は138%増の65億円と大幅増 『ペルソナ5』全世界220万本、ソニック好調 高採算のリピートも寄与
セガサミーホールディングス株式会社
http://www.segasammy.co.jp

会社情報

会社名
セガサミーホールディングス株式会社
設立
2004年10月
代表者
代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
決算期
3月
直近業績
売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6460
企業データを見る
株式会社アトラス
https://www.atlus.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社アトラス
設立
2013年9月
代表者
代表者 大橋 修
企業データを見る