トーセ<4728>は、7月5日、2018年8月期の第3四半期累計(9~5月)の連結決算を発表、売上高28億9200万円(前年同期比4.3%増)、営業利益8400万円(同2.1倍)、経常利益9600万円(同25.7%減)、最終利益7600万円(同4.2倍)となった。
期中は、複数のスマートフォン向けゲームにおいて運営業務を着実に遂行したことなどにより、増収を達成。その増収効果に加え、事業戦略の見直しに伴い、前年同期比で東南アジア向けコンテンツ配信事業における先行投資費用が減少したことで営業利益率が大きく改善した。
一方、為替差損の計上で経常利益は減益となったものの、特別利益に投資有価証券売却益8500万円を計上したことなどで最終利益は大幅増益での着地となった。
セグメント別の業績は下記の通り。
①デジタルエンタテインメント事業…売上高26億7900万円(前年同期比6.4%増)、営業利益1億7400万円(同13.3%減)
ゲームソフト関連の売上は、スマートフォン向けゲームの開発依頼の増加に伴い、適切な人員配置を行うべく、モバイルコンテンツ関連に多くの開発人員を投入した結果、前年同期比7.0%の減収となった。モバイルコンテンツ関連の売上は、複数のスマートフォン向けゲームにおいて運営業務を着実に遂行し、運営売上が大幅に伸長した結果、同17.4%の増収となった。パチンコ・パチスロ関連の売上は、規制強化の影響により引き続き厳しい受注環境が続いたものの、同0.3%の増収を確保した。
②その他事業…売上高2億1300万円(同16.5%減)、営業損益9000万円の赤字(前年同期1億6100万円の赤字)
子会社のフォネックス・コミュニケーションズにおいて、新規案件の受注が低調に推移した結果、減収となったものの、東南アジア向けコンテンツ配信事業における先行投資の費用が大幅に減少したことで赤字幅が縮小した。
なお、2018年8月期通期の連結業績予想については、4月5日に業績予想の下方修正を発表しており、売上高46億2500万円(前期比1.7%減)、営業利益1億6400万円(同46.7%減)、経常利益2億300万円(同50.0%減)、最終利益1億3400万円(同35.9%減)の見込み。
期中は、複数のスマートフォン向けゲームにおいて運営業務を着実に遂行したことなどにより、増収を達成。その増収効果に加え、事業戦略の見直しに伴い、前年同期比で東南アジア向けコンテンツ配信事業における先行投資費用が減少したことで営業利益率が大きく改善した。
一方、為替差損の計上で経常利益は減益となったものの、特別利益に投資有価証券売却益8500万円を計上したことなどで最終利益は大幅増益での着地となった。
セグメント別の業績は下記の通り。
①デジタルエンタテインメント事業…売上高26億7900万円(前年同期比6.4%増)、営業利益1億7400万円(同13.3%減)
ゲームソフト関連の売上は、スマートフォン向けゲームの開発依頼の増加に伴い、適切な人員配置を行うべく、モバイルコンテンツ関連に多くの開発人員を投入した結果、前年同期比7.0%の減収となった。モバイルコンテンツ関連の売上は、複数のスマートフォン向けゲームにおいて運営業務を着実に遂行し、運営売上が大幅に伸長した結果、同17.4%の増収となった。パチンコ・パチスロ関連の売上は、規制強化の影響により引き続き厳しい受注環境が続いたものの、同0.3%の増収を確保した。
②その他事業…売上高2億1300万円(同16.5%減)、営業損益9000万円の赤字(前年同期1億6100万円の赤字)
子会社のフォネックス・コミュニケーションズにおいて、新規案件の受注が低調に推移した結果、減収となったものの、東南アジア向けコンテンツ配信事業における先行投資の費用が大幅に減少したことで赤字幅が縮小した。
なお、2018年8月期通期の連結業績予想については、4月5日に業績予想の下方修正を発表しており、売上高46億2500万円(前期比1.7%減)、営業利益1億6400万円(同46.7%減)、経常利益2億300万円(同50.0%減)、最終利益1億3400万円(同35.9%減)の見込み。
会社情報
- 会社名
- 株式会社トーセ
- 設立
- 1979年11月
- 代表者
- 代表取締役会長 齋藤 茂/代表取締役社長 渡辺 康人
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高46億1500万円、営業損益5億2200万円の赤字、経常損益5億100万円の赤字、最終損益2億6000万円の赤字(2024年8月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4728