Cygamesは、7月下旬から『シャドウバース』の高校生大会「全国高校生シャドバ甲子園2018」の地区予選を全国で開催している。8月12日には、関東地区予選が開かれた。本稿では、関東地区予選大会の様子をレポートしていく。
「シャドバ甲子園」には、全国の高校生たちが、同じ学校に通う3人でチームを結成して参加する。まずは、地区予選大会が開催され、各地区からそれぞれ勝ち上がった合計16チームが本選に出場できる。
関東地区予選大会には、首都圏の1都7県(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、山梨県、千葉県、東京都、神奈川県)の高校生たちが集まり、しのぎを削る熱い戦いを繰り広げた。今大会ではスイスドロー形式で6回戦を行い、成績上位のチームがプレーオフへと進出する。
▲会場となったベルサール高田馬場ホールの半分近くが試合用のスペースで埋め尽くされていた。
▲試合形式は3人1組のチーム戦。2名はローテーション(BO3)、1名は2Pick(BO1)での試合となる。
会場内には、対戦が終了した次の試合を待つまでの休憩エリアや充電コーナーの他にも、「放課後バトルエリア」、「有名プレイヤー対戦&デッキ相談コーナー」といった対戦を楽しめるブースが設置されていた。
「放課後バトルエリア」では、BO1形式のチーム戦を行い、勝利数の多かったチームに、リアルプロモーションカードが配布される。惜しくも敗退が決定したチームが集まり、和気藹々とした雰囲気で対戦を楽しんでいた。
▲「放課後バトルエリア」は常に超満員。参加者たちは、まさに『シャドバ』漬けの1日となっていた。
▲当日配布されていたリアルプロモーションカードのうちの1枚。封入カードはランダムになっているので、開封しながら一喜一憂している姿も見られた。
その隣に設営されていたのは、「有名プレイヤー対戦&デッキ相談コーナー」のブース。この日は、最終兵器俺達こーすけさんと、つるおか(かものはし)さんの2名が登場した。
▲最終兵器俺達こーすけさん
▲つるおか(かものはし)さん
▲これらの対戦スペースの近くには記念撮影用のスペースも用意されていた。
6回戦を終えたところで、成績上位の25チームが発表され、プレーオフへの進出者が決定した。ここからさらに、6枠しかない本選進出の権利を賭けた、トーナメント3回戦が行われた。
▲参加チームが5チームとなったAブロックのみ、準々決勝が行われた。
最後まで残ったプレーオフファイナルの前には、残った12チームを紹介がされた。なかには、「RAGE Shadowverse Dawnbreak, Nightedge」でファイナリスト経験のあるペペ3932さんの姿もあり、注目を集めていた。
最終試合となる、プレーオフファイナルでは、スイスドロー6回戦で全勝した千葉県立千葉商業高等学校の「おかゆ」チームと、神奈川県立上鶴間高等学校の「MRT」チームの対戦の様子が、フィーチャーマッチとして会場内のモニターに映し出された。
▲写されたのは、ローテーションマッチの様子。最終兵器俺達こーすけさんと、つるおか(かものはし)さんが、実況と解説を担当し、この日最後の試合を盛り上げた。
フィーチャーマッチのローテーションを制したチーム「MRT」は、残る2戦でも勝利を掴み、見事スイスドロー1位のチーム「おかゆ」を破った。
ここからは続々と、他ブロックの勝者も集まってきた。最後に、本選進出を決めた6チームを、チームリーダーの勝利コメントとともに紹介する。
●Aブロック:神奈川県立上鶴間高等学校「MRT」
勝利コメント「僕自身は負けてしまったので、悔しい気持ちはありますが、ふたりのおかげでチームとして勝利できたのはとても嬉しいです。」
●Bブロック:私立高輪高等学校「この輝き、ゆいいつむに!」
勝利コメント「去年のリベンジが果たせてめっちゃ嬉しいです。全国大会も頑張るので応援よろしくお願いします!」
●Cブロック:東京都立杉並高等学校「くうくうくう三三七拍子」
勝利コメント「長い戦いになりましたが、最後はライフ1点で耐えきって勝ちました!」
●Dブロック:東京都立晴海総合高等学校「2人が弱い」
勝利コメント「僕は負けちゃったんですけど、ふたりが勝ってくれたので……ふたりが弱いと言ってますけど勝っちゃいました。決勝ではふたりが強いに改名してるかもしれないです。」
●Eブロック:東京都立新宿山吹高等学校「みきるん」
勝利コメント「プレーオフでは、自分は2回とも負けてしまったんですけど、ふたりが頑張ってくれたので感謝しかないです。」
●Fブロック:私立学習院高等科「さよなら高校生」
勝利コメント「正直勝てるとは思ってなかったんですけど、ここまで勝ち残れたので……言葉にならないぐらい嬉しいです。ありがとうございます。」
「シャドバ甲子園」の決勝大会は、8月24日、25日の2日に渡って開催される。「RAGE」にも負けない激戦が繰り広げられる「シャドバ甲子園」の頂点に立つのは、果たしてどのチームになるのか。この夏は、本家の甲子園だけでなく、「シャドバ甲子園」の動向にも注目してみてはいかがだろうか?
(取材・文 ライター:宮居春馬)
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