データドック、総額5億2500万円の資金調達…財務基盤の強化を図る

データドックは、5月21日、メディアハウスホールディングス、東京重機、与田リースなど合計5社を引受先とした総額5億2500万円の第三者割当増資をを行ったことを明らかにした。今回の資金調達により、さらなる財務基盤強化を図るという。

昨今、ビッグデータという言葉に代表されるように国内に流通するデータ量の飛躍的な増大に伴い、データサイエンスや人工知能(AI)が近年注目されている。大規模なデータ処理を必要とするプラットフォームは、高速な演算処理が可能な GPU コンピューティングへと移りつつあり、ディープラーニング分野、仮想通貨分野、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)分野にまで広がっている。

それに伴い、電力供給量など高スペックのデータセンターニーズが高まると考え、2018年1月より新潟県・長岡市に業界最高水準のファシリティ性能と電力効率を備えた寒冷地型データセンターを開所した。同社では、データセンターサービスの提供を通じて、2018年度末までに15億円の売上高を目指していく、としている。