オルトプラス、第9回新株予約権と第10回新株予約権を発行…約10億円を調達へ　希薄化率が284.24％に　新作開発・運営資金と開発要員確保に充当

オルトプラス<3672>は、11月21日、G Future Fund1号投資事業有限責任組合を割当予定先とする第三者割当による第9回新株予約権と、EVO FUNDを割当予定先とする第三者割当による第10回新株予約権を発行し、総額10億3118万2667円の資金調達を実施することを発表した。割当日はいずれも12月27日の予定。

また、2022年11月28日に第三者割当により発行した第7回新株予約権の取得および消却を実施することも決定した。

調達する資金の具体的な使途は、新規タイトルの開発・運営資金として9億5000万円、開発要員確保に係る資金に7000万円としている。新規タイトルの開発・運営資金は、2件の新規国内IPタイトルの開発に係る費用として6億8200万円、2件の海外ゲームタイトルのローカライズ開発運営に係る費用として2億6800万円を見込むという。

第9回新株予約権については、新株予約権43万9532個を総額4396円で発行する。行使価額は1株あたり15円で、すべての権利が行使されると6億5929万8000円が調達されることになる。

一方、第10回新株予約権は、新作予約権17万7085個を総額1771円で発行する。こちらの行使価額は1株あたり21円で、すべての権利が行使されると3億7187万8500円が調達される見込みだ。

なお、第9回と第10回新株予約権の行使により発行される同社普通株式数は6166万1700株（議決権数61万6617個）となり、2024年9月30日現在における発行済株式総数2169万3533株（議決権総数21万6779個）に対して、希薄化率が284.24％（議決権総数に対し284.44％）に当たることになる。

第7回新株予約権の取得および消却については、未行使の新株予約権1万4842個を1個当たり130円で12月6日付で取得する。取得価額の総額は192万9460円となる予定だ。