【ゲーム株概況(9/3)】オルトプラスとエクストリームが大幅続落 目標株価引き上げのカプコンが反発
9月3日の東京株式市場では、日経平均株価は続落。前日比157.77円安の2万2707.38円で取引を終えた。米国とカナダによる北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の合意が持ち越しとなったことや、米国の中国製品に対する追加関税発動の思惑が嫌気された。また、為替が円高方向に振れたことも売りを誘った。今晩の米国市場が休場ということもあり、売買は低調だった。
こうしたなか、ゲーム関連株は総じて軟調だった。新株予約権による希薄化懸念からオルトプラス<3672>が前週末のストップ安に続いて大幅続落となった。この日は前日比121円安(16.6%下落)の608円で取引を終えた。一時、600円台を割り込む場面もあった。新株予約権の下限行使価額544円で意識されているとの見方もある。
また、エクストリーム<6033>も大幅続落となった。同社がライセンス供与する『ラングリッサー』がApp Storeセールスランキングで4位をキープするなど引き続き好調に推移しているものの、利益確定の売りに押されたようだ。認可を得ているものの、中国でのゲームへの規制の影響が懸念されているようだ。
他方、カプコン<9697>が反発。前日比109円高の2700円で取引を終えた。ゴールドマン・サックス証券が3日付で「買い」の継続とし、目標株価を3100円から3200円に引き上げたとの観測が出ており、手がかり材料視された模様だ。
■ゲーム関連株
こうしたなか、ゲーム関連株は総じて軟調だった。新株予約権による希薄化懸念からオルトプラス<3672>が前週末のストップ安に続いて大幅続落となった。この日は前日比121円安(16.6%下落)の608円で取引を終えた。一時、600円台を割り込む場面もあった。新株予約権の下限行使価額544円で意識されているとの見方もある。
また、エクストリーム<6033>も大幅続落となった。同社がライセンス供与する『ラングリッサー』がApp Storeセールスランキングで4位をキープするなど引き続き好調に推移しているものの、利益確定の売りに押されたようだ。認可を得ているものの、中国でのゲームへの規制の影響が懸念されているようだ。
他方、カプコン<9697>が反発。前日比109円高の2700円で取引を終えた。ゴールドマン・サックス証券が3日付で「買い」の継続とし、目標株価を3100円から3200円に引き上げたとの観測が出ており、手がかり材料視された模様だ。
■ゲーム関連株
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697
会社情報
- 会社名
- 株式会社オルトプラス
- 設立
- 2010年5月
- 代表者
- 代表取締役CEO 石井 武
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高43億8700万円、営業損益5億5600万円の赤字、経常損益5億2200万円の赤字、最終損益4億2000万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3672
会社情報
- 会社名
- 株式会社エクストリーム
- 設立
- 2005年5月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 佐藤 昌平
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高102億1700万円、営業利益10億9700万円、経常利益14億4800万円、最終利益10億3400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 6033