【イベント】クリスマスおもちゃ見本市2018が開幕 クリスマス・正月商戦に向けた1万点が出展 キーワードは「サプライズ」と「不思議&新感覚」


クリスマス商戦に向けた玩具メーカー各社の重点商品が並ぶ玩具見本市「クリスマスおもちゃ見本市2018」が本日(9月5日)、東京都立産業貿易センター台東館で開幕した。明日(9月6日)まで行われる予定。会場では、今年のクリスマス商戦向けおもちゃ約1万点が展示され、会期中の来場者は全国から問屋、小売などの流通業者をはじめとした、玩具業界関係者約1万人が見込まれるという。一般の人は入場できないので注意してほしい。

「クリスマスおもちゃ見本市」は、1981年(昭和56年)より開催され、今回で38 回目となる商談見本市。“クリスマス商戦”は玩具業界にとって最大の需要期であり、12月とそれに続く正月商戦で年間売り上げの約40%を占めているという。見本市は、このクリスマス商戦に向け、この場での商談の成果により、販売サイドは品揃えや発注に関する決断を行い、メーカー各社は商品生産計画の最終的な詰めを行う、“クリスマス商戦”の本格的スタートを告げる業界恒例のイベントと位置付けられている。

今年のおもちゃ業界で最も注目されるキーワードは「サプライズ」と「不思議&新感覚」になるそうだ。

女の子向けの「サプライズトイ」では「L.O.L.サプライズ!」「パーリーポップス」「WHO are YOU?」があり、「不思議&新感覚トイ」では「エアロノヴァ」や「センサーモービル 360」がある。また男の子向けではクリスマス商戦で最大売り上げを競う「平成ライダー20周年を飾る変身ベルト」と「復活のソイド」が、女の子向けでは「オリジナルのバッグが作れる「パチェリエ」や、おしゃれなチェーングッズが作れる「チェーンリングメーカーDX」などの「おしゃれなメイキングトイ」が注目だという。

最新技術を盛り込んだ「pad トイ」も今年のクリスマス商戦での期待は大きく、自分をカメラで映して体を動かしながら楽しく学べる「マジックタブレット」や、顔認識機能や文字認識機能搭載の「マジカル・ミーパッド」などがある。知育玩具では「プログラミング&STEM」がトレンドとして話題になっており、そのほか「家族や友だちと盛り上がるのに最適なゲーム」や、60 周年を迎えた最新型の野球盤に代表される「進化した定番玩具」も見逃せないとのこと。