ネットエージェント、「ゲームセキュリティ チート対策講座」の提供開始

ラック<3857>子会社のネットエージェントは、ゲームにおける不正行為(チート行為)に対し、チート行為を体験しながら対策を学習できる「ゲームセキュリティ チート対策講座」の提供を開始した。

同社は、2008年から不正入手、不正改造、チート行為について先進的な研究、調査、対応を行い、「ゲームセキュリティ」という市場を確立、リードしてきたという。現在では、大手ゲームメーカーとゲーム開発企業のチート対策の支援を行っている。

近年さらなるコンピュータエンターテインメントの活用範囲の拡大が見込まれ、それに伴いゲーム開発者がチート行為の理解と対策の必要性が高まると判断し、「ゲームセキュリティ チート対策講座」を提供することにした、としている。

「ゲームセキュリティ チート対策講座」では、ゲームを開発するプログラマに対しオンラインゲーム特有のチート行為を"体験"してもらいながら、ゲームセキュリティの第一線で活躍する技術者が、その対策ノウハウを直接指導するとのこと。

近年、ゲームに対してチート行為を行うユーザーが増加している。チート行為はゲーム世界内のバランスを崩し、適切な対策が取られない場合、ユーザーの満足度の低下や購買意欲を失わせ、ゲームそのものの存続や企業収益に大きな損害を与えることからゲーム業界の大きな課題となっている。