8月16日付の日本経済新聞朝刊は、ゲームソフト大手の業績で、モバイルソーシャルゲームへの依存度が高まっていると報じている。
報道によれば、一般のゲームソフトに比べソーシャルゲームの開発費は低額で済むことが多く、好採算なため、各社は品ぞろえを増やしているとのこと。
コーエーテクモHD<3635>の今期のソーシャルゲームの売上高は前期比3倍の35億円程度、営業利益は10億円程度になる見込み。連結営業利益(今期見通し50億円)の5分の1を占めるまでに拡大する。
また、子会社ハドソンとともに参入しているコナミ<9766>は、SNS関連事業の今期売上高は300億円程度と、全体の売上高の1割強に達する見通し。
スクウェアエニックスHD<9684>は、ネットゲーム関連事業の営業利益を前期比倍増の30億円にする計画。他社のSNSに配信する形態から自社プラットフォームでの配信も視野に入れているという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)