8月16日付の日本経済新聞朝刊は、Googleが15日、Motorola Mobilityを125億ドル(約9600億円)で買収すると発表した、と報じている。
報道によれば、Googleは、スマートフォン向けOSの「Android」を世界の端末メーカーに無償提供する形で、スマートフォン関連事業を展開しているが、豊富な特許を持つMotorola Mobilityを買収することで事業拡大を加速、成長市場でAppleなどに対抗するとのこと。今回の買収については、米国や欧州などの当局の承認が必要で、2011年末~2012年初めに手続きを完了する見通し。
日本経済新聞では、2007年にAndroidの提供を開始し、市場シェアもトップにたったものの、Androidを使用する端末メーカーとAppleなどとの特許係争が増加。さらにMicrosoftなども同様の動きを見せているとのことで、こうした動きに対抗したものとしている。