【ゲーム株概況(10/4)】『アトリエ オンライン』好発進のコーテクHDがしっかり 新作事前登録開始のベクターも続伸 モブキャストHDは希薄化懸念で続落
10月4日の東京株式市場では、日経平均株価は続落し、前日比135.34円安の2万3975.62円で取引を終えた。朝方は買いが先行したものの、日米の長期金利の上昇に加え、アジア市場の軟調な推移を嫌気し、後場に入るとマイナス圏に大きく沈んだ。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アカツキ<3932>やモバイルファクトリー<3912>、バンク・オブ・イノベーション<4393>などが散発高した。また、大手ゲームが軒並み軟調な中で、コーエーテクモHDがしっかりとなった。コーエーテクモHDは、子会社コーエーテクモゲームスがNHN PlayArtと共同で開発し、10月3日に配信開始した『アトリエ オンライン ~ブレセイルの錬金術士~』が早くもApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)でトップ30に入ってきたことが市場から評価されているようだ。
ほか、『幻想大陸エレストリア』の事前登録を開始したベクター<2656>が続伸し、『モンスターストライク』の5周年施策を次々と実施中のミクシィ<2121>も堅調に推移した。
半面、前日10月3日にモルガン・スタンレーMUFG証券を割当先とする第29回新株予約権を発行すると発表したモブキャストホールディングス<3664>は、株式の希薄化懸念から大幅続落し、gumi<3903>やLINE<3938>も売られた。
エクストリーム<6033>は、スマートフォン向け『ラングリッサー』が台湾・香港・マカオでリリースされたものの、市場は既に織り込み済みとの見方から反応薄となった。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アカツキ<3932>やモバイルファクトリー<3912>、バンク・オブ・イノベーション<4393>などが散発高した。また、大手ゲームが軒並み軟調な中で、コーエーテクモHDがしっかりとなった。コーエーテクモHDは、子会社コーエーテクモゲームスがNHN PlayArtと共同で開発し、10月3日に配信開始した『アトリエ オンライン ~ブレセイルの錬金術士~』が早くもApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)でトップ30に入ってきたことが市場から評価されているようだ。
ほか、『幻想大陸エレストリア』の事前登録を開始したベクター<2656>が続伸し、『モンスターストライク』の5周年施策を次々と実施中のミクシィ<2121>も堅調に推移した。
半面、前日10月3日にモルガン・スタンレーMUFG証券を割当先とする第29回新株予約権を発行すると発表したモブキャストホールディングス<3664>は、株式の希薄化懸念から大幅続落し、gumi<3903>やLINE<3938>も売られた。
エクストリーム<6033>は、スマートフォン向け『ラングリッサー』が台湾・香港・マカオでリリースされたものの、市場は既に織り込み済みとの見方から反応薄となった。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社モブキャストホールディングス
- 設立
- 2004年3月
- 代表者
- 代表取締役CEO 藪 考樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7100万円、営業損益4億2800万円の赤字、経常損益4億3600万円の赤字、最終損益3億8000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3664
会社情報
- 会社名
- 株式会社べクターホールディングス
- 設立
- 1989年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 渡邊 正輝/代表取締役副社長 加藤 彰宏
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2656
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635