サン電子とNTTドコモ、ARスマートグラス「AceReal One」と5Gを使ったドローンの遠隔支援の実証実験を開始 工場設備点検や災害救助などへ活用


サン電子<6736>とNTTドコモ東海支社(以下、ドコモ)は、12月4日、第5世代移動通信方式(以下、5G)とサン電子のARスマートグラス「AceReal One 」を活用したドローンの遠隔支援などの実証実験の開始を発表した。

今回の実証実験では、ドローンのカメラで撮影している映像を遅延が発生することなく鮮明にパソコンへ表示させ、遠隔地から工場設備点検や災害救助などの現場へのリアルタイムでの作業支援・指示の実現を行う。サン電子のARスマートグラス「AceReal One」と高速大容量・低遅延が特徴である5Gネットワークを組み合わることで実現を目指すというもの。

「AcerReal One」とドローンのカメラで撮影している映像をWi-Fiを通じて表示し、機体の目視と映像内容の確認の両立ができる。これにより、視線の上下動を抑え、一定方向へ固定させることで、ドローンの操作性の向上が期待があるという。

また、12月6日、7日に東京ビッグサイトで開催される5G・AI・IoTなどの最新技術とそのビジネスソリューションの展示会「DOCOMO Open HOUSE2018」では、実証実験で実施したドローンと「AceReal One」のデモ展示や遠隔作業支援、AR作業支援のデモ展示を行う。