ベセスダ・ソフトワークスは、12月11日、SFアクション『PREY』のマルチプレイアップデート『Prey: Mooncrash』を実施した。
今回のアップデートでは他のプレイヤーと一緒にマルチプレイを楽しむことができるようになった。いつ足をすくわれるとも分からない『PREY』の世界で非対称マルチプレイに挑み、戦慄の瞬間を味わう。なお、今回のアップデートでは脱出ゲームモードの「TranStar VR」も利用可能になっている。
■TRANSTAR VR
「Typhon Hunter」のアップデートに付属する「TranStar VR」は、VR専用のシングルプレイ脱出ゲームモードとなる。舞台は『PREY』本編スタートの数日前。プレイヤーはトランスターの様々な従業員の生活を体験しながら、タロスⅠの思い出深い場所で謎解きをしていくことになる。各マップには、固有の物語と目標が存在する。
・モーガンのオフィス
このマップでは、プレイヤーはモーガン・ユウとなり、ヌルウェーブデバイスという新発明の実験を行う。このデバイスは、地球外生命体ティフォンから人類を守る可能性を秘めているが、作動させるためには必要な科学装置を正しい手順で使用する必要がある。
・シミュレーション・ラボ
シミュレーション・ラボでは、ルッキング・グラス技術の権威、Dr.カルビーノとなる。後にこの技術が「今も地球のマンションにいる」という錯覚をモーガン・ユウに引き起こさせるのだが、どうやら一部に不具合が生じているようだ。これを直せるとしたら、王レイヤーしかいない。
・イエローチューリップ
アビゲイル・フォイとしてダニエル・ショーからメッセージを受け取り、勤務後にイエローチューリップで会おうと言われる。しかし、向かったイエローチューリップに人の気配はなく、あるのは不可解な手がかりと謎解きのみ。あなたはこれをたどっていくことになります。果たして、何が待ち受けているのだろうか?
追加特典として、「TranStar VR」のモードから、タロスⅠロビーに着想を得たトランスター・ミュージアムの拡張版にアクセスすることができる。ここでは、宇宙服やニューロモッド、武器や地球外生命体ティフォンといった、本作を象徴するアイテムなどを間近で鑑賞することができます。ツアーに参加して、トランスターとタロスⅠの歴史を知ろう。もちろんトランスターの主観を通した歴史となる。
■TYPHON HUNTER
このマルチプレイモードは、「かくれんぼ」のようなルールで展開していく。探す相手は、あなたの命を狙う地球外生命体となる。プレイヤーのうち、1人はモーガン・ユウとしてマッチに加わり、その他のプレイヤーは、最大5人までどんなものにでも姿を変えられる驚異の生物、ミミックとしてプレイしている。
なお、「Typhon Hunter」と「TranStar VR」は、いずれも現在発売中のDLC『PREY: Mooncrash』と『PREY: Digital Deluxe』の無料アップデートに含まれている。
■関連サイト