ハニカムラボ、MRを使った施設向けソリューションをセガサミーグループ本社で展開


ハニカムラボは、セガサミーグループの本社移転に伴い、新社屋の総合受付向けにオフィスコンセプトを案内するHoloLensソリューションの開発、提供をしたと発表した。

体験コンテンツは、HoloLensを装着すると、BGM、ナレーションとともに案内体験が開始する。使い方の説明があった後、周りの空間を見渡すと、受付エリアのいろんな箇所に各コンセプトごとのゲートが配置されている。体験者は、それぞれのゲートからそれぞれのコンテンツを体験することができるという。
 

体験者は各ゲートから好きな順にコンテンツを選択可能となる。「旅立ちとなる帆船の竜骨をイメージした梁」「桟橋と海をイメージしたエントランス」「船のチケットカウンターを想起させる受付カウンター」「レンガ倉庫を模した壁」等のそれぞれのコンセプトを表現した実際のエリアと、そのコンセプトを3DCGアニメーションと立体音響で表現したホログラムコンテンツを、MR技術によって融合させつつストーリー仕立てで体験できる。

ハニカムラボは、このソリューションで用いた仕組みはいろいろな施設に応用できると説明している。例えば誘導案内、美術館や博物館での展示案内、工場の社会見学など、現実世界を見ながらバーチャルな情報を付加できるので、様々な案内や紹介に利用できるとのこと。