サイバーエージェント<4751>のアドテクスタジオは、人工知能を活用したチャットボット事業を行うAIメッセンジャーにおいて、日本のチャットカスタマーサポートの更なる強化を目的に、チャットカスタマーサポート研究組織「AIコールセンター研究所」の設立を発表した。
<以下、プレスリリース>
近年、スマートフォンの普及によって、コールセンター市場におけるユーザーのデジタルシフト化が進んでいます。
従来のコールによるカスタマーサポートも依然として根強いニーズがある一方で、チャットによるカスタマーサポートの導入によりサイレントカスタマーが顕在化するなど、ユーザーからのニーズは今後も更なる変化が予想されます。さらに、日本の人口減少によりオペレーターの採用は困難を極め、採用コストの増加が見込まれます。
このような背景から、近年拡大傾向にあるAI技術の発展は、コールセンター市場において更なる影響を及ぼしていくことが考えられます。
AIメッセンジャーでは、人工知能を活用したチャットボットサービス「AI Messenger」だけでなく、独自のチャットセンターを保有することで有人のチャットカスタマーサポートにも対応するなど、以前より次世代型チャットカスタマーサポートの推進に努めてまいりました。
この度、時代の流れに応じてコールセンター市場を柔軟に変化させていくために、「AIコールセンター研究所」を設立し、海外(主にアメリカ、中国)でのAIを活用したチャットカスタマーサポートの事例調査およびレポーティングを実施してまいります。
AIメッセンジャーでは、これらの調査を通して、チャットカスタマーサポートの開発・運営に努め、引き続き人工知能研究による更なるサービス開発・拡充を図ってまいります。
■アドテクスタジオとは
サイバーエージェントグループのアドテクノロジー分野をはじめ、AI・ロボットサービス分野における各サービスの開発を行うエンジニアの横断組織です。 2013年10月1日に設立し、現在では3つの子会社を包括し、約200名のエンジニアによって、RTB広告を支えるSSPやDSP、AI・ロボットサービス事業などの約20サービスを提供しております。
・アドテクスタジオ
https://adtech.cyberagent.io/
・AIメッセンジャー
https://www.ai-messenger.jp/
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751