【サイバーステップ決算説明会速報】『トレバ』の筐体は「5月末に1800台体制に」(佐藤社長) Amazon Fire TVやNintendo Switchでも展開へ
サイバーステップ<3810>は、1月28日、東京都内で2019年5月期の第2四半期の決算説明会を開催した。説明会では、同社の佐藤類社長が決算概要やトレバ事業の今後の展開などを説明した後、質疑応答が行われた。今回は、その中から主力のクレーンゲームアプリ『トレバ』について取り上げたい。
クレーンゲームアプリ『トレバ』は、先日1000万ダウンロードを突破したことが先日発表されたが、知名度が向上し、自然にユーザーが増加している状況にあるという。また、現在は3か月ごとに200台ペースでの増台を継続しており、「5月末には1800台体制になる」(佐藤社長)見通しだ。
今後の展開としては、国内ではAmazon Fire TVやNintendo Switch向けにも提供を行う予定であるほか、同社オリジナルの景品開発も進めていく。現在は「オリジナル景品は全体の1%程度だが、これを5%、10%と高めていきたい」(同)とのこと。なお、直近のオリジナル景品としては、「けものフレンズ」のたつき監督が手掛けるアニメで同社も出資している「ケムリクサ」のトレバ限定景品も展開している。
一方、海外展開については、先日、試験サービスをアメリカ、韓国、台湾で今月より開始し、景品の現地調達に向けた取り組みを進めることを発表しているが、中国本土についても2019年中の進出を模索しているとのことだ。
会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高29億8600万円、営業損益14億5500万円の赤字、経常損益15億2000万円の赤字、最終損益14億5800万円の赤字(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810