ガンホー『パズドラ』のMAUが急回復 「パズドラ大感謝祭」や有名キャラとのコラボ効果で
ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>の『パズル&ドラゴンズ(パズドラ)』のMAU(月次アクティブユーザー数)が第4四半期(2018年10~12月)において急回復したことが明らかになった。同社が開示していた『パズドラ』のMAUは漸減傾向にあったが、2016年並の水準に急回復した。
同社によると、2018 年 10 月末より開催したイベント「パズドラ大感謝祭」や、有名キャラクターとのコラボレーション等によって MAU が増加したと説明している。この四半期では、『ソードアート・オンライン』や『仮面ライダー』『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』などIPコラボを積極的に実施した。
さらに、GRAVITYの配信する『Ragnarok M』も貢献した。タイやインドネシア、フィリピンを中心とする東南アジアのセールスランキングで首位を快走するなど大ヒットを記録した。
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両タイトルが原動力となり、第4四半期の業績は、売上高が前四半期比59.2%増の303億3800万円、営業利益は同85.0%増の93億1200万円、経常利益は同78.1%増の92億3600万円、最終利益は同99.5%増の59億8400万円と大幅な増収増益での着地となった。
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765