NTTドコモ<9437>は、2月5日、世界初の第五世代移動通信方式(以下、5G)を活用した、360度8K3D60fpsVRライブ映像配信・視聴システムを開発したと発表した。本システムを利用することでスポーツや音楽のライブイベントをリアルタイムに360度8K映像として撮影、配信することが可能となり、ヘッドマウントディスプレイを通して3DVRライブ映像を視聴することが可能になる。
開発にあたり、スポーツなどの動きの激しい映像コンテンツもスムーズに視聴できるよう、フレームレート60fpsに対応した8Kエンコーダを開発した。また、ライブストリーミング専用3Dカメラとスティッチング装置も開発し、3Dによる立体感のある映像視聴を可能にした。さらに、ヤマハ(以下、ヤマハ)の立体音響技術「ViReal(バイリアル)」を音響システムに導入することで、前後・上下・左右、あらゆる方向から聴こえてくる音をヘッドホンで体感できるようになったという。
これにより、本システムをスポーツや音楽イベントで活用することで、まるでその場にいるかのような、臨場感を味わえる没入性の高いVRライブ体験を楽しめるとのこと。
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