【速報1】DeNA、3Qのゲーム事業の減収減益要因は「主力タイトルが軒並み低下」 年始好調と周年イベント実施で4Qは収益回復へ
ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、本日(2月7日)、第3四半期(18年10-12月)の決算説明会で、ゲーム事業の業績は売上収益198億円(前四半期比で7%減)、セグメント31億円(同34%減)と減収減益だったことを明らかにした。
特定タイトルの低下ではなく、既存の主力タイトルの売上が軒並み低下したことに加え、一時的な会計処理で8億円の損失が発生したことによる。売上の低下に対応して73億円のコスト削減を行ったが、カバーできなかったという。
第1四半期から計画に対して遅れが生じ、第2四半期と第3四半期で挽回していく計画だったが、第3四半期ではコイン消費が低下し、計画に対する未達分がより大きくなってしまったという。
第4四半期(1-3月)は増収増益となる見通し。守安功社長(写真)は、1月の立ち上がりが良好で好調を維持していること、そして、主要タイトルの周年イベントを2月、3月に控えていることを主な増収増益要因としてあげた。
なお、一時的な会計処理とは、外部プラットフォーマーに対する債権額に関して、過去の支払手数料の形状漏れが判明し、過去分も含めて費用として計上したことによる。次の四半期では発生しないとのこと。
(編集部・木村英彦)
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432