【ゲーム株概況(2/14)】4Q決算と海外好調を手がかりにKLabが堅調 上方修正のフリューも高い enishやモブキャスト、イグニスがさえない
2月14日の東京株式市場では、日経平均株価は小反落。前日比4.77円安の2万1139.71円で取引を終えた。直近まで800円超の上昇をしてきたこともあり、利益確定の売りや戻り待ちの売りに押された。ただ、前日の株高や円安を支援材料に下値で買いが入ったようだ。
こうしたなか、ゲーム関連株を見ると、KLab<3656>が堅調な値動き。前日(2月13日)、10-12月期の決算が計画を超過したことに加えて、高水準に推移する海外売上高が好感されたようだ。スマホゲーム企業の苦戦が目立つ中、海外市場を中心に収益を伸ばしている同社への評価が高く、押し目買いが入ったようだ。
また、上方修正を受けてフリュー<6238>も高い。2019年3月期の連結業績予想を上方修正し、売上高268億円(前回予想250億円)、営業利益32億8000万円(同25億円)としたことが好感された。プリントシール事業のプレイ回数、コンテンツ・メディア事業のピクトリンク有料会員数、キャラクタ・マーチャンダイジング事業の受注が好調に推移したことに加え、コアエッジの連結子会社化が奏功した。
他方、同じく決算発表を行ったenish<3667>、モブキャストホールディングス<3664>、イグニス<3689>が大幅安となった。いずれも赤字決算となったことが嫌気された。
こうしたなか、ゲーム関連株を見ると、KLab<3656>が堅調な値動き。前日(2月13日)、10-12月期の決算が計画を超過したことに加えて、高水準に推移する海外売上高が好感されたようだ。スマホゲーム企業の苦戦が目立つ中、海外市場を中心に収益を伸ばしている同社への評価が高く、押し目買いが入ったようだ。
また、上方修正を受けてフリュー<6238>も高い。2019年3月期の連結業績予想を上方修正し、売上高268億円(前回予想250億円)、営業利益32億8000万円(同25億円)としたことが好感された。プリントシール事業のプレイ回数、コンテンツ・メディア事業のピクトリンク有料会員数、キャラクタ・マーチャンダイジング事業の受注が好調に推移したことに加え、コアエッジの連結子会社化が奏功した。
他方、同じく決算発表を行ったenish<3667>、モブキャストホールディングス<3664>、イグニス<3689>が大幅安となった。いずれも赤字決算となったことが嫌気された。
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656
会社情報
- 会社名
- 株式会社モブキャストホールディングス
- 設立
- 2004年3月
- 代表者
- 代表取締役CEO 藪 考樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7100万円、営業損益4億2800万円の赤字、経常損益4億3600万円の赤字、最終損益3億8000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3664
会社情報
- 会社名
- 株式会社enish
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 安徳 孝平
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3667
会社情報
- 会社名
- フリュー株式会社
- 設立
- 2007年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 三嶋 隆
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高427億6800万円、営業利益37億7100万円、経常利益37億3500万円、最終利益24億9100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6238
会社情報
- 会社名
- 株式会社イグニス
- 設立
- 2010年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 銭 錕(センコン)/代表取締役CTO 鈴木 貴明
- 決算期
- 9月