インドのホテル運営会社OYO(オヨ)は、ヤフー<4689>と合弁会社を設立し、日本の賃貸住宅事業に本格参入する。3月上旬より、スマートフォンひとつで物件探しから入居、退去までができ、数日間の試し住みができる日本初のアパートメント(賃貸)サービス「OYO LIFE(オヨ ライフ)」を開始する。
OYOは、ITを活用した不動産経営で世界8ヶ国でのブランド展開を行うグローバル企業。今回、ヤフーとの資本提携により、合弁会社であるOYO TECHNOLOGY&HOSPITALITY JAPANを設立する。3月上旬よりサービス開始する「OYO LIFE」は、すべての部屋が家具家電付きに加えて、敷金・礼金・仲介手数料0円で提供する。
「OYO LIFE」は、テクノロジーを活用し、スマートフォンひとつで物件探し、契約や支払いのインフラ整備から退去まで一気通貫のサービス提供を実現することで、インターネットで宿泊予約をするように部屋を借りることができるサービス。OYOの運営ノウハウを元に、日本の賃貸物件に手軽さと利便性をもたらす、としている。
他方、不動産オーナーにはブランドとサービスインフラを提供する。家賃保証しながら、定期的なメンテナンスと資産の専門的な維持管理を行い、不動産オーナーの資産を完全に管理する日本初のサービス。不動産オーナーにOYOがもつブランドとサービスインフラを提供して物件価値を向上させ、ヤフーのマーケティング力、集客力を合わせてビジネスのブランド化をすすめる、としている。
会社情報
- 会社名
- ヤフー株式会社
- 設立
- 2019年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 小澤 隆生
- 決算期
- 3月