アクセルマーク、EVO FUNDを割当先とする新株予約権を発行…約7.6億円を調達へ　第16回から第19回新株予約権の取得および消却も発表

アクセルマーク<3624>は、2月20日、EVO FUNDを割当先とする第三者割当による第20回新株予約権および第21回新株予約権を発行し、EVO FUNDと新株予約権の買取契約（コミット・イシュー・プログラム）を締結したことを発表した。

本資金調達は、ゲーム事業における開発・制作費用、M&Aおよび資本・業務提携に係る費用、広告宣伝などのプロモーションに関わる費用および借入金の返済に係る資金を確保することが目的となっている。発行する新株予約権の数は第20回新株予約権が70万個、第21回新株予約権が50万個となり、発行価額の総額は192万8000円となる。権利行使にあたっては1個につき1株を交付する。

当初行使価額は636円となっており、全ての新株予約権が行使された場合、アクセルマークは7億5932万8000円を調達することが可能になる。

▼コミット・イシュー・プログラム



＜新株予約権の行使タイミング＞



なお、調達資金の使途は、ゲーム事業における開発・制作費用に1億9500万円、 M＆Aおよび資本・業務提携に係る費用に1億円、広告宣伝などのプロモーションに関わる費用に1億6400万円、借入金の返済に3億円を充当するとしている。

また、同社は同日、第三者割当による第16回から第19回新株予約権の取得および消却も発表。3月20日付で権利が行使されていない6240個の新株予約権を総額150万8800円でドイツ銀行ロンドン支店から取得する予定だ。株価水準が行使価額を下回って推移しているため、現時点で発行時に企図していた金額規模の資金調達ができていないという。