IGポート<3791>は、3月11日、サンライズに売却する連結子会社ジーベックの映像制作事業の譲渡価額が3億円で確定したと発表した。4月1日付で譲渡し、現金で支払われる。ジーベックの一部技術部門(ポストプロダクション部門)を除く、アニメーション制作が売却される。
ジーベックは、1995年5月の設立からテレビ向けアニメーション制作を中心に事業を行ってきたが、映像制作事業の赤字が長期化し、作品への出資などによる収益分配を得る版権事業においてもこれを補填できない状況が続いてきた。
この間、長期シリーズ作品の受注による収益の安定化、経営体制の見直し、拠点集約を目的とした本社移転などによる業績の改善策を実施してきたが、人気コンテンツの制作能力を有しながらも企業グループ内における成果は停滞し、企業集団の再編を含めて今後の方向性を模索してきたという。
こうした状況において検討を重ねてきた結果、オリジナルの知的財産を数多く保有する譲渡先の主導のもとに体制の構築を図ることが同社の本事業と雇用を継続させ、経営資源を有効かつ安定の方向に維持させることができるとし、昨年11月に売却する旨の発表が行われた。
なお、今回の事業譲渡により発生する退職金や一部技術部門の移転費用、関連する映像制作スケジュールの変更による影響を精査しているそうだ。業績への影響が判明次第、開示する、としている。
ジーベックは、1995年5月の設立からテレビ向けアニメーション制作を中心に事業を行ってきたが、映像制作事業の赤字が長期化し、作品への出資などによる収益分配を得る版権事業においてもこれを補填できない状況が続いてきた。
この間、長期シリーズ作品の受注による収益の安定化、経営体制の見直し、拠点集約を目的とした本社移転などによる業績の改善策を実施してきたが、人気コンテンツの制作能力を有しながらも企業グループ内における成果は停滞し、企業集団の再編を含めて今後の方向性を模索してきたという。
こうした状況において検討を重ねてきた結果、オリジナルの知的財産を数多く保有する譲渡先の主導のもとに体制の構築を図ることが同社の本事業と雇用を継続させ、経営資源を有効かつ安定の方向に維持させることができるとし、昨年11月に売却する旨の発表が行われた。
なお、今回の事業譲渡により発生する退職金や一部技術部門の移転費用、関連する映像制作スケジュールの変更による影響を精査しているそうだ。業績への影響が判明次第、開示する、としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社IGポート
- 設立
- 1987年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 石川 光久
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高118億4100万円、営業利益12億2500万円、経常利益13億8000万円、最終利益11億5800万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証
- 証券コード
- 3791
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコフィルムワークス
- 設立
- 1976年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 浅沼 誠