朝日生命とDeNA、健康増進のための支援サービスの提供およびヘルスケア型保険の開発・提供などで業務提携

朝日生命保険とディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>の子会社DeSCヘルスケアは、朝日生命の契約者の健康増進のための支援サービスの提供およびヘルスケア型保険の開発・提供などにおける業務提携を実施する。

今回の提携では、「一人ひとりの“生きる”を支える」を企業ビジョンに掲げる朝日生命の強みである保険商品の企画・開発ノウハウと、DeNAがこれまで培ったエンゲージメントサイエンスやヘルスケアサービスのノウハウを組み合わせることで、健康増進や疾病罹患率改善を実現するヘルスケア型の新たな保険サービスの形を実現する。

朝日生命とDeNAは、契約者の万が一に備えるだけでなく、日々の健康管理や健康リスクの低減も合わせて支援するヘルスケア型の保険サービスを提供することで、包括的に“生きる”を支える仕組みを実現し、少子高齢化に伴う医療費問題等の社会課題の解決に取り組んでいく。

<予定する取り組み>
①朝日生命のお客様向けに健康増進支援サービス「KenCoM」を提供(2019年度下期予定)
朝日生命の契約者に向けて、DeSCヘルスケアが健保組合・健診機関向けに提供中の「KenCoM」をベースにしたアプリを提供する。健康増進を支援する機能・情報の提供により、使い続けることで健康上のリスクが低減するサービスを目指す。

・現在の生活習慣に基づく健康リスク予測を元に、生活習慣の改善によるリスク低減を支援する各種プログラムの提供
・健康増進や健康管理に役立つ情報の配信、イベントの開催など

②ヘルスケア型保険商品の共同開発・提供(2020年度以降)
DeNAのヘルスケアサービスで得られた健康に関わる行動変容に関する知見やそのエビデンスデータを活用した、新たなヘルスケア型保険商品の共同開発に取り組む。さらに、朝日生命の生命保険販売ノウハウと、DeNAのインターネットサービスで培った知見を活かして、生命保険マーケットの新たな開拓手法を構築していく

▼「KenCoM」について
「KenCoM」は、「楽しみながら、健康に。」をテーマに、DeNAの子会社であるDeSCヘルスケアが運営する健康保険組合向けの健康増進支援サービス。専用アプリを通じて健診結果の閲覧や個々の利用者に合わせた日々の健康情報の配信、イベントの開催やポイントの付与など、楽しく健康になれる仕組みを備えており、現在、約80の健康保険組合、約300万人に提供している。「KenCoM」では、サービスを利用することで生活習慣病の罹患率が減少するという実績も残している。
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
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