GENDA、ブシロードと業務提携　既存の協業実績を基盤に海外進出における協業やコラボの深化による体験価値の向上に注力

GENDA<9166>は、12月17日、ブシロード<7803>との業務提携契約を締結したことを発表した。

この業務提携は、両社の事業資源とノウハウを相互に活用し、海外における協業とコラボの深化による体験価値向上、協業体制の強化と、相互の企業価値向上を目指すものとなる。既存の協業実績を基盤に、より強固なパートナーシップを構築することで、成長を実現していく。

＜業務提携の内容＞

①海外進出における協業
GENDAが有するアミューズメント施設運営のノウハウと、ブシロードのコンテンツ（IP）を活用し、グローバル市場での事業展開を強化する。これまで、海外で開催されたBushiroad EXPOへのGiGOブースの出展を実施しており、海外における両者の認知獲得を図ってきた。

今後は北米、欧州、アジアで展開しているGENDAのエンタメ・プラットフォームにおいて、ブシロードIPのグッズ展開や、リアルイベント・キャンペーンを実施することにより、更なる認知獲得、海外における体験価値の向上を目指していく。

②コラボの深化による体験価値の向上
GENDAはこれまで、アミューズメント事業およびキャラクターMD事業において、ブシロードIPとコラボした限定プライズの提供、コラボカフェの実施や、トレーディングカードゲームショップの展開などを通して、ブシロードIPの認知拡大と、ブシロードIPファンの体験価値向上を図ってきた。

今後は、これら既存施策に加え、カラオケ事業、F&B事業などGENDAが展開する多様な事業と横断的に連携し、ブシロードIPを活用した体験創出の機会をさらに広げていく。また、新規IPや既存IPのメディアミックス展開において、GENDAがリアル領域での体験提供・プロモーションを担うことで、両社が共にIPの成長機会を創出していくことを目指す。

なお、この業務提携によるGENDAの2026年1月期連結業績および財務状況に与える影響については軽微な見込みだが、事業の大幅な状況変化により財務的影響が生じる場合には 、明らかになった時点で速やかに開示するとしている。