【株式】「Stadia」発表を受けてCRIとシリコンスタジオがストップ高 競争激化懸念で任天堂とソニーがさえない
3月20日の東京株式市場では、CRI・ミドルウェア<3698>と、シリコンスタジオ<3907>がストップ高まで買われている。CRI・ミドルウェアは415円高の3760円、シリコンスタジオが300円高の1751円で特別買い気配となっている。
Googleがこの日(3月20日)、次世代ゲームプラットフォーム「Stadia」を2019年後半にもリリースすることを明らかにしたことで、ゲーム開発用のミドルウェアを提供する両社への引き合いが増えるとの思惑から買いが殺到したようだ。
一方、競争が激化するとの懸念から、任天堂<7974>やソニー<6758>がさえない。ただし、両社とも昨日(3月19日)、大規模な自社株買いを終了する旨のアナウンスも出しており、その影響もあるようだ。
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会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974
会社情報
- 会社名
- 株式会社CRI・ミドルウェア
- 設立
- 2001年8月
- 代表者
- 代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3698
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758
会社情報
- 会社名
- シリコンスタジオ株式会社
- 設立
- 2000年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 梶谷 眞一郎
- 決算期
- 11月
- 直近業績
- 売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3907