【ゲーム株概況(3/22)】オンラインゲーム事業からの撤退発表のベクターがS高 TV出演予定や「ケムリクサ」を材料にサイバーステップも大幅高
3月22日の東京株式市場では、日経平均株価は小幅ながら続伸し、前日比18.42円高の2万1627.34円で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株が買われたことを受け、国内市場も寄り付きは半導体関連株などが買われたものの、アルツハイマー治療薬候補の臨床試験を中止すると発表したエーザイ<4523>がストップ安するなど医薬品株が売られたことなどもあり、一巡後は上げ幅を縮小した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ベクター<2656>が前場にストップ高に張り付いたまま、取引を終える格好となった。ベクターは、3月20日にオンラインゲーム事業からの撤退を決定したことを発表しており、慢性的な赤字体質の改善が続いていた同事業を手放すことで同社の収益が改善することへの期待が市場で意識されているようだ。
また、フジテレビの番組への出演予定やTVアニメ「ケムリクサ」の高評価などを材料にサイバーステップ<3810>も大幅高したほか、シリコンスタジオ<3907>は連日のストップ高となった。
スクウェア・エニックスHD<9684>やバンダイナムコHD<7832>など大手ゲーム株の一角も買われた。
半面、フォワードワークスとの共同開発タイトル『魔界戦記ディスガイアRPG』の緊急メンテナンスが長期化していることを嫌気して日本一ソフトウェア<3851>が反落し、ソニー<6758>が大幅続落した。
ほか、Aiming<3911>やケイブ<3760>、グリー<3632>なども売られた。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ベクター<2656>が前場にストップ高に張り付いたまま、取引を終える格好となった。ベクターは、3月20日にオンラインゲーム事業からの撤退を決定したことを発表しており、慢性的な赤字体質の改善が続いていた同事業を手放すことで同社の収益が改善することへの期待が市場で意識されているようだ。
また、フジテレビの番組への出演予定やTVアニメ「ケムリクサ」の高評価などを材料にサイバーステップ<3810>も大幅高したほか、シリコンスタジオ<3907>は連日のストップ高となった。
スクウェア・エニックスHD<9684>やバンダイナムコHD<7832>など大手ゲーム株の一角も買われた。
半面、フォワードワークスとの共同開発タイトル『魔界戦記ディスガイアRPG』の緊急メンテナンスが長期化していることを嫌気して日本一ソフトウェア<3851>が反落し、ソニー<6758>が大幅続落した。
ほか、Aiming<3911>やケイブ<3760>、グリー<3632>なども売られた。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社べクターホールディングス
- 設立
- 1989年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 渡邊 正輝/代表取締役副社長 加藤 彰宏
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2656
会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高29億8600万円、営業損益14億5500万円の赤字、経常損益15億2000万円の赤字、最終損益14億5800万円の赤字(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810