NTTドコモ<9437>は、4月26日、Magic Leapと資本・業務提携に合意したと発表した。この提携は5G時代における新たな付加価値の提供をめざし、空間コンピューティングを利用したMR領域の取り組みを強化するためとしている。MRは高臨場感のあるデジタル体験や、リアルとデジタルが融合したインタラクティブなサービスなど、これまでにない新たな付加価値を提供することが可能となる技術であり、今後大きな成長が見込まれる領域となる。ドコモは最先端の空間コンピューティング技術を有するMagic Leap社との提携を通じ、5Gの持つ高速・大容量・低遅延といった特長や、dアカウントをはじめとしたドコモのアセットとの連携を行うことで、日本国内における空間コンピューティングを利用したMRサービスの創出と市場の拡大をめざすという。
【資本提携の概要】
ドコモはMagic Leapに対し、2.8億ドル(約308億円)を出資
【業務提携の概要】
・Magic Leap社が今後日本国内向けに提供を予定している空間コンピューティングを利用したMRコンテンツの配信プラットフォームにおける、dアカウント連携などの日本版対応を共同で推進
・ドコモが提供するサービスの空間コンピューティングを利用したMR対応や、ドコモの5Gパートナーなどとの連携により、日本市場におけるMRコンテンツの開発および普及を共同で促進
・Magic Leap社が今後日本国内向けに提供を予定している空間コンピューティングデバイスのドコモによる販売権の取得
■空間コンピューティングを利用したサービスイメージ

空間コンピューティングを利用したコンテンツの多くはデジタル空間と現実空間を結びつけることを特徴としている。自宅のリビングでゲームコンテンツを利用した場合、リビングとゲームの世界を融合することができるため、実際のリビングの壁からキャラクターが出てきたり(画像左)、テーブルの上にキャラクターを置いて歩かせることができるなど(画像右)、これまでにない臨場感あるインタラクティブな体験を提供する。
<Magic Leap One>

現在米国などで提供されているMagic Leapの軽量なウェアラブルデバイスは、リアルとデジタルを融合したインタラクティブな世界を提供する。モニター画面がなくても、普段物などに触れているのと同じような感覚で、シームレスにデジタルコンテンツに見て触れることが可能となる。