エイベックス、19年3月期の営業利益は2.2%増の70億円…アニメ苦戦も本社ビルによるコスト削減奏功 安室奈美恵ラストDVDは184万枚のセールス
エイベックス<7860>は、本日(5月9日)、2019年3月期の連結決算を発表し、売上高1601億2600万円(前の期比2.0%減)、営業利益70億8900万円(同2.2%増)、経常利益65億2900万円(同0.8%減)、最終利益23億5400万円(同9.5%減)と増収減益だった。
売上については、映像配信サービスの会員数減少に伴い売上減や、スタジアム公演の減少に伴うライヴ売上が減少したものの、184万枚のセールスを記録した安室奈美恵さんの「namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~」を中心とする映像パッケージが貢献した。
利益面では、アニメ事業が赤字になるなど苦戦したが、音楽事業の増益や本社ビルによるコスト削減などで営業増益を確保した。ただ、前の期に計上された投資事業組合運用益3億3900万円が計上されたなかったため、経常利益、最終利益は減益となった。
セグメント別の状況は以下のとおり。
① 音楽事業
音楽ソフト作品の販売が増加したこと等により、売上高は1300億8200万円(同0.7%増)、営業利益は67億4900万円(同6.7%増)となった。
② アニメ事業
映像ソフト作品の販売が減少したこと等により、売上高は141億2400万円(同1.0%減)、営業損失は1億9500万円(前年度は営業利益14億700万円)となった。
③ デジタル事業
映像配信サービスの会員数が減少したこと等により、売上高は175億3300万円(同23.0%減)、営業利益は16億2500万円(同7.6%減)となった。
④ 海外事業
海外事業の売上高は18億1000万円(同11.7%減)、営業損失は15億1000万円(前年度は営業損失14億4500万円)となった。
売上については、映像配信サービスの会員数減少に伴い売上減や、スタジアム公演の減少に伴うライヴ売上が減少したものの、184万枚のセールスを記録した安室奈美恵さんの「namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~」を中心とする映像パッケージが貢献した。
利益面では、アニメ事業が赤字になるなど苦戦したが、音楽事業の増益や本社ビルによるコスト削減などで営業増益を確保した。ただ、前の期に計上された投資事業組合運用益3億3900万円が計上されたなかったため、経常利益、最終利益は減益となった。
セグメント別の状況は以下のとおり。
① 音楽事業
音楽ソフト作品の販売が増加したこと等により、売上高は1300億8200万円(同0.7%増)、営業利益は67億4900万円(同6.7%増)となった。
② アニメ事業
映像ソフト作品の販売が減少したこと等により、売上高は141億2400万円(同1.0%減)、営業損失は1億9500万円(前年度は営業利益14億700万円)となった。
③ デジタル事業
映像配信サービスの会員数が減少したこと等により、売上高は175億3300万円(同23.0%減)、営業利益は16億2500万円(同7.6%減)となった。
④ 海外事業
海外事業の売上高は18億1000万円(同11.7%減)、営業損失は15億1000万円(前年度は営業損失14億4500万円)となった。
会社情報
- 会社名
- エイベックス株式会社
- 設立
- 1988年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 松浦 勝人/代表取締役社長CEO 黒岩 克巳/代表取締役CFO 林 真司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1333億8700万円、営業利益16億3300万円、経常利益15億0600万円、最終利益9億8700万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7860