10月5日付けの新聞記事

 「太鼓の達人」が今年で10周年なんだそうです。

 開発当時、誰でも気軽に遊べるようなゲームとして開発したんだそうですが、こういう考え方って、昨今のゲームセンターの不振脱却のカギになるかもしれませんね、と少し思いました。

■カプコン、4-9月期の純利益は43%減

 10月5日付けの日本経済新聞朝刊は、カプコン<9697>が4日に発表した業績予想の修正を記事にしています。数字については昨日のブログ記事を見ていただくとして、事業の状況や予想の前提については深く突っ込んだ記述がありました。例えば、新作『ロストプラネット2』の販売本数は期初計画を3割下回ったことと、想定為替レートが1ドル=90円、1ユーロ=130円としていたが、1ドル=84円、1ユーロ=110円に変更したこと、海外売上高比率は約5割だということ、です。

■国内大手ゲーム各社、「3DS」対応ソフトの開発急ぐ

 10月5日付けの日経産業新聞は、国内大手ゲーム各社が任天堂が来年2月に発売予定の新型ゲーム機「ニンテンドー3DS」に対応したソフトを発売する、と報じています。バンダイナムコゲームス<7832>は、「リッジレーサー」、「パックマン&ギャラガ」、「ガンダム・シリーズ」など5タイトルのゲームを開発中。セガ<6460>は、「スーパーモンキーボール3D」や「ソニック」など2011年度末までに6タイトルを発売。また、カプコン<9697>は、「スーパーストリートファイター」、「バイオハザード」など4タイトルを、コーエーテクモゲームス<3635>は、「戦国無双クロニクル」など2タイトルを開発しているそうです。

■ボルテージ、小学館「Sho-Comi」に恋愛ゲーム題材のマンガを提供

 10月5日付けの日経産業新聞は、ボルテージ<3639>が携帯向けに展開する「恋愛ゲーム」を原作にしたマンガを小学館と展開すると報じています。報道によれば、ゲーム5タイトルを原作にしたマンガを小学館の少女コミック誌「Sho-Comi」の付録として提供し、ゲーム利用者の獲得などを目指す、とのこと。10代の女性に人気があるコミック誌と組んで市場開拓を進めるそうです。

■「太鼓の達人」10周年 リハビリ用マシンとしても好評

 10月5日付けの日経産業新聞は、バンダイナムコゲームス<7832>の「太鼓の達人」が10年目を迎えた、と報じています。音楽に合わせてバチで太鼓をたたくゲームで、ヒット曲などを収録した新バージョンを定期的に発表し、9月には14代目が登場。

 当時、ゲームセンターではDJやギター、ダンスなどが流行していましたが、難易度が高いため、開発していたナムコとしては、誰でも気軽に遊べるゲームとして作ったんだそうです。同タイトルは、家庭用ゲームやiPhone等でヒットしており、病院や介護施設向けにカスタマイズされたリハビリ用マシンもあり、高齢者からは好評だそうです。