だいぶ涼しくなってきましたね。後で触れますが、昨日の日経新聞の夕刊で、コナミ株の上値が重いという記事があったのですけど、ゲーム株全体がこんな感じなので、特に重いかというとそうでもないような気もしますが…。
■コナミ株の上値が重い 海外ソフト販売に懸念
10月5日付けの日本経済新聞(夕刊)は、コナミ<9766>株の上値が重く、今年4月に年初来高値(1976円)を付けた後は下落基調で、直近は1500円前後で推移していると報じています。同社の第2四半期累計の業績は、前年同期比で大幅な増益になるとみられていますが、今後の成長のけん引役とされる海外向けのゲームソフト販売の見通しが世界景気の減速もあって不透明な状況にあるとのこと。また遊技機販売会社のアビリットの完全子会社化も明確な戦略が見えてこないとの懸念が市場にはあるそうです。
■コーエーテクモ、「GREE」で「100万人の三国志」を配信
10月6日付けの日経産業新聞は、コーエーテクモゲームス<3635>がSNS「GREE」で、人気ゲーム「100万人の三国志」を10月中旬にも配信する、と報じています。報道によれば、家庭用ゲームで人気のシミュレーションゲームをSNS向けゲームに活用することで、新たな収益源に育成する狙いとのこと。SNSの利点を生かし、多人数が参加できる内容にするそうです。
なお、コーエーテクモは、「モバゲータウン」にも人気シミュレーションゲーム「100万人の信長の野望」を配信しています。
■サイバー、リワード広告会社設立
10月6日付けの日経MJは、サイバーエージェント<4751>が1日、SNS上で動くソーシャルアプリ向け広告会社CAリワードを設立したと報じています。報道によれば、広告主のサイトで会員登録や商品購入などをすると、ゲームなどで使えるアイテムや仮想通貨をもらえる、リワード広告と呼ばれるユーザー報酬型広告事業を展開し、2011年9月期で売上高15億円を目指す、とのこと。