10月7日付けの新聞記事

  ディーエヌエー社の7-9月期の営業利益が4倍強になったとの報道がありました。

 すごいですね。

 他社配信タイトルでも、月商1億円のタイトルが複数出てきたそうですが、どのくらいあるんでしょうかと気になりました。

 こういう情報を引っ張ってくる日経新聞もすごいっす。

■DeNA、7-9月の営業益は4倍強の130億円との観測

 10月7日付けの日本経済新聞朝刊は、ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>の7-9月期の連結営業利益が130億円程度と、前年同期比4倍強に拡大したようだと報じています。報道によれば、従来予想を10億円ほど上回るもので、四半期ベースの最高を4四半期連続で更新したとのこと。

 「モバゲータウン」利用者が増え、課金収入が伸びているそうです。自社開発ゲーム「怪盗ロワイヤル」や「戦国ロワイヤル」が人気を集めているほか、ベクター「こいけん!」、サイバーエージェント「ドリームプロデューサー」などが人気。月次売上高が1億円を超えるゲームも複数出てきている模様。

■グリーとミクシィの今後の戦略について

 10月7日付けの日経産業新聞は、グリー<3632>の田中社長と、ミクシィ<2121>の笠原社長に今後の戦略についてのインタビューを行っています。一言で言えば、ミクシィでは、「mixiチェック」等の機能を他のサイトと連携させるだけでなく、家電や電子書籍等との連携を通じて、広告収入や課金収入を増やしていこうという戦略のようです。グリーでは、ソーシャルグラフを他社サイトに広げるなど、ゲーム以外のSNSの機能強化を図るほか、スマートフォンや海外展開、国内では30-40代のユーザーの獲得を目指すそうです。紙面読んだ方が良いかと。

■ネクソン、スペインゲーム開発会社に出資

 10月7日付けの日経産業新聞は、ネクソンが、スペインのゲーム開発会社ブームバングに出資し、株式数の32%を取得したと報じています。報道によれば、ネクソンは、RPGの開発を得意としていますが、ブームバングが得意とするカジュアルゲームやコミュニティーサイト市場へ参入するとのこと。今後、市場拡大が見込めるスペインや北米、中南米市場への進出にもつなげていくことが狙いだそうです。(関連記事

■ガンホー、デジタルサイネージの制作事業に参入

 10月7日付けの日経産業新聞は、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>がパナソニック子会社のピーディーシーと協力し、人間の動作に反応するデジタルサイネージ(電子看板)用コンテンツの制作事業に乗り出すと報じています。報道によれば、専用カメラで撮影した人の手や足の動きに応じて、3Dのキャラクターが動くコンテンツなどを制作するもので、店頭での販促や娯楽施設のアトラクションとして売り込む、とのこと。制作費用は数十万円からで、初年度100件の受注を狙うとのこと。3年後には1000-2000件の受注を目指し、競争が激化するオンラインゲーム以外の事業の柱に育てることが狙いだそうです。