■リクルート、SNS・スマートフォン向けアプリ会社新設
10月19日付けの日経産業新聞は、リクルートが携帯電話やスマートフォン向けに、ゲームやクイズなどアプリを配信する新会社ニジボックスを11月1日付で設立すると報じています。報道によれば、利用が伸びているSNSやスマートフォン向けのアプリ開発に注力し、利用者への課金を新たな収益源に育てるのが狙い。初年度で新たに150、3年で1000のアプリやサイトを開発し、5年後に売上高100億円を目指すとのこと。
■ミクシィ、SNSからSGPに転換
10月19日付けの日経産業新聞は、ミクシィ<2121>が経営戦略を大きく転換し、SNSからソーシャルグラフ・プロバイダー(SGP)に移行しようとしている、と報じています。報道によれば、従来は会員同士が内部で交流するサイトでしたが、今後は、会員同士のつながりを示す「ソーシャルグラフ」を活用した各種機能を、プラットフォームとして外部に供給する戦略を軸にする、とのこと。サイト内機能の外部公開は、一見、ユーザーの流出につながることが懸念されますが、実際はサイトを使う人が増え、広告収入の拡大につながり、他の収入源開拓の機会を生み出すものになるんだそうです。他方、非英語圏のSNSと連携した点も注目で、うまくいけば、mixiは国際的なブランドに成長する可能性があると指摘しています。