バンナム、『テイルズ オブ クレストリア』が「テイルズチャンネル+」の開発者ブログを更新 「何故、新キャラだけの物語にしなかったのか?」などの疑問にもお答え


バンダイナムコエンターテインメントは、7月11日、『テイルズ オブ』シリーズ公式ポータルサイト「テイルズチャンネル+」にて、事前登録実施中の『テイルズ オブ クレストリア』の開発者ブログを更新した。

初回となる今回は、『テイルズ オブ クレストリア』プロデューサーの田川智美氏より、本作のリリース時期や開発裏話、ユーザーからの疑問への回答、7月4日~7月7日にロサンゼルスで開催された「Anime Expo 2019(AX 2019)」での出展レポートなどが掲載されている。
 

テイルズチャンネル+


リリース時期に関しては現在、山場を迎えており、より良い作品を届けられるよう鋭意作り込み中とのこと。

また、「何故、新キャラクターだけの物語にしなかったのか」という疑問に関しては、田川氏が以下のようにコメントしている。
 
<以下、開発者ブログより抜粋>

本作は、「スマートフォンから始める、新しい『テイルズ オブ』」として、『テイルズ オブ』シリーズファンのみなさんにはもちろん、新たに『テイルズ オブ』の世界と出会う方々にも、気軽に手に取って頂き、シリーズに触れるきっかけとして楽しんで頂ける様な作品とすべく、制作させて頂いております。 

そのため本作では、これまで『テイルズ オブ』に触れた事が無いお客様にも気軽に手にとって頂ける完全新規の作品でありながら、シリーズキャラクターの魅力についても知るきっかけを提供できる様な、いわばこれまでのオリジナルキャラクターのみの新作展開とオールスター展開のハイブリッド形態を取る事を選択致しました。

これは、本作が日々更新されていく運営型のスマートフォン向け作品であり、大量のシナリオ、キャラクター追加を前提に設計する事が可能である、という強みを生かして初めて実現できた事でもあります。

少し具体例を交えてご説明させて頂きますと、クレストリアのシナリオは大きく以下の2つに分類されます。

▼「メインストーリー」
新たな世界観の中で、主人公「カナタ」が個性豊かな仲間たちと出会い、ゼロから成長していく姿が描かれる。



▼「外伝ストーリー」
旅の途中でカナタたちの冒険の手助けをしてくれる「仲間たち」が、メインストーリーの外側で描く新たな物語。



「メインストーリー」は、いわゆる従来の『テイルズ オブ』らしく、本作の主人公であるカナタたちによる冒険が、たっぷりとした比重をもって描かれます。

少し新しくて面白い試みなのは「外伝ストーリー」となっていて、これは当たり前の事なのですが、ひとつの世界・物語を描く上で、「主人公の見えないところ」にも、世界は広がっていて、「主人公が知りえなかった様々なドラマ」がそこには広がっている筈なんです。

これらを、カナタ以外のキャラクターの目線から切り取って描かれるのが、「外伝ストーリー」となっています。

例えば、主人公「カナタ」が、とある事件をきっかけにはじめの町を旅立つ時、残されたその町で起きる出来事が、「クレス」の視点から描かれたりも。

本作の根底にある「罪」というテーマに対する様々な解釈やドラマ、世界の全体像が、本作の世界観の中で生きるシリーズキャラクターの視点や行動によって、さらに鮮明に描き出されていきます。

こんな風に、これまで単体作品では中々描き切れなかった、多視点だからこそ描ける世界の広がり、物語の深みも、クレストリアの魅力の一端として、是非楽しんで頂けたら幸いです。

そのほか、Anime Expo 2019出展レポートなどについては、下記「テイルズチャンネル+」のオフィシャルブログ「テイルズ オブ 通信」に掲載されている。


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設立
1955年6月
代表者
代表取締役社長 宇田川 南欧
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3月
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売上高2896億5700万円、営業利益442億3600万円、経常利益489億5100万円、最終利益352億5600万円(2023年3月期)
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