Sensor Tower(センサータワー)は、香港においてメッセンジャーツールである『Telegram Messenger』の新規インストール数が7月の段階で、すでに昨年の4倍になっていることを報告した。また7月だけでも、AppStoreとGooglePlayの両プラットフォームにおいて11万人程の新規ユーザーを獲得しているという。
『Telegram Messenger』は、最大1.5GBまでのファイル(doc、zip、mp3)や、メッセージ、写真、ビデオの送信機能の他、最大20万人のグループまたは無制限の視聴者に放送するためのチャンネルを作成でき、その秘匿性の高さからでも知られることから、現在の香港では非常に人気のツールとなっているようだ。
同サービスは、Pavel DurovとNikolai Durovのロシア人兄弟を中心に運営。IT規制の影響でロシアを離れ、ベルリン、ロンドン、シンガポールなどを転々としており、現在の拠点はドバイとなっている。
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