ドリコム<3793>は、10月31日、2020年3月期の第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表、売上高44億8800万円(前年同期比19.3%減)と減収になったものの、営業利益3億3200万円(前年同期は5億7800万円の赤字)、経常利益2億9500万円(同8億2400万円の赤字)、最終利益2億1300万円(同6億5500万円の赤字)と大幅な黒字転換を達成した。
前年同期において計上されていた開発売上が、この第2四半期では計上されなかったため、前年同期比で売上高が減少した。一方、「enza」や新規事業開発に向けた投資を継続したものの、不採算タイトルの配信中止や運用体制の見直しなどを通じた運用コストの最適化などによって営業損益は改善し、大幅な黒字転換を達成した。
エンターテインメントサービスでは、『ONE PIECE トレジャークルーズ』(配信はバンダイナムコエンターテインメント)が9月に実施したイベントが好評を博し、5月に実施した周年イベントに比肩する好調な推移となった。また、8月には新たにIPタイトルをリリースし、順調な立ち上がりとなっている。
続く第3四半期累計(4~12月)の業績は、売上高68億円(前年同期比22.3%減)、営業利益4億5000万円、経常利益4億円、最終利益3億円を見込む。
なお、今後は、新ブラウザゲームサービス「enza」の拡大と、注力ゲームアプリでの既存ユーザーの支持強化を目指したプロモーション施策実施を通じた中長期安定運用、および2020年3月期中にリリースを目指す新規ゲームに優先的に経営資源を投入し、事業拡大に取り組む、としている。
前年同期において計上されていた開発売上が、この第2四半期では計上されなかったため、前年同期比で売上高が減少した。一方、「enza」や新規事業開発に向けた投資を継続したものの、不採算タイトルの配信中止や運用体制の見直しなどを通じた運用コストの最適化などによって営業損益は改善し、大幅な黒字転換を達成した。
エンターテインメントサービスでは、『ONE PIECE トレジャークルーズ』(配信はバンダイナムコエンターテインメント)が9月に実施したイベントが好評を博し、5月に実施した周年イベントに比肩する好調な推移となった。また、8月には新たにIPタイトルをリリースし、順調な立ち上がりとなっている。
続く第3四半期累計(4~12月)の業績は、売上高68億円(前年同期比22.3%減)、営業利益4億5000万円、経常利益4億円、最終利益3億円を見込む。
なお、今後は、新ブラウザゲームサービス「enza」の拡大と、注力ゲームアプリでの既存ユーザーの支持強化を目指したプロモーション施策実施を通じた中長期安定運用、および2020年3月期中にリリースを目指す新規ゲームに優先的に経営資源を投入し、事業拡大に取り組む、としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793