ガンホー、3Qは売上高32%増、営業益47%増で着地 『パズドラ』にストーリーダンジョンを実装 欧州で『Ragnarok M』を配信開始

ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、本日(11月14日)、2019年12月期の第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表、売上高820億4100万円(前年同期比32.8%増)、営業利益255億300万円(同47.7%増)、経常利益257億3500万円(同47.7%増)、最終利益168億500万円(同58.5%増)となった。
 

既存ゲームについては、『パズル&ドラゴンズ』(以下『パズドラ』)は引き続き長期的に楽しんでもらうことを主眼に、新ダンジョンなどの追加やゲーム内容の改善、他社有名キャラクターとのコラボレーション、eスポーツイベントの開催など、継続的にアップデートおよびイベントを実施してきた。2019年9月25日からは『パズドラ』において新要素であるストーリーダンジョンを実装しており、MAUは引き続き堅調に推移している。それらの結果、2019年10月24日に国内累計5,300万ダウンロードを突破した。

新規ゲームについては、2019年6月5日より日本でサービスを開始した『ラグナロク マスターズ』は、ゲーム内イベントの開催やテレビCMを実施したことにより、MAUが好調に推移している。また、カプコンと共同開発したスマートフォン向けカードゲーム『TEPPEN』を2019年7月4日より北米・欧州で、8月8日からはアジア・日本でサービスを開始した。『TEPPEN』は国内外でのeスポーツイベントの開催やテレビCMを含めた広告宣伝の実施により、2019年9月4日には累計300万ダウンロードを突破した。

子会社の事業については、GRAVITYが配信している『Ragnarok M: Eternal Love』の既存配信地域の売上高が配信当初と比較して落ち着いてきたものの、継続的なアップデートおよびイベントの開催により安定推移し、連結業績に貢献した。また、2019年10月16日からは『Ragnarok M』の欧州へのサービスを新たに開始した。

なお、2019年12月通期の業績予想は非開示。コンテンツ関連の新規性の高い事業を展開しており、短期的な事業環境の変化が激しく、適正かつ合理的な業績予想の算出が困難であるため、としている。
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
http://www.gungho.co.jp/

会社情報

会社名
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
設立
1998年7月
代表者
代表取締役社長CEO 森下 一喜
決算期
12月
直近業績
売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3765
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