gumi <3903> のこの日(12月6日)開示の中間の決算で、次の四半期である第3四半期(19年11月~20年1月)の業績について、営業利益が前四半期比(QonQ)で2.2倍の4億円、経常利益が同2.1倍の3億5000万円と大幅な増益となる見通しと明らかにした。同社の直近の業績見通しの傾向を見ると、上ブレとなる可能性がある。また、売上高は同19.0%増の50億円を見込む。3四半期連続での営業黒字となる見通しだ。
11月にリリースした『WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス幻影戦争(FFBE幻影戦争)』の収益寄与が見込まれるためだ。『FFBE幻影戦争』は既報のようにセールスランキングで上位に入るなど人気タイトルの一つとなっている。
同タイトルは、スクウェア・エニックスが配信を担当しているため、売上計上はネット計上となる。このため、売上への寄与は限定的となるが、自社配信に比べて採算率が高いため、利益は大きく伸びる。
『乙女神楽 ~ザンビへの鎮魂歌~』の大型アップデートに伴う外注費の増加や、『ファントムオブキル』の5周年施策に伴う広告宣伝費の増加などコストアップ要因を吸収する。
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903