ブシロード<7803>は、12月13日、2020年7月期の第1四半期(8~10月)の連結決算を発表、売上高83億600万円(前年同期比12.7%増)、営業利益12億300万円(同74.6%増)、経常利益12億2400万円(同75.9%増)、最終利益6億4200万円(同85.5%増)となった。売上高、利益ともに第1四半期として過去最高の業績を達成した。
なお、今後の事業展開を踏まえて合理的な区分の検討を行った結果、連結子会社ブシロードミュージックはこれまで「エンターテイメント事業」に含めていたが、ライブエンターテイメント事業の強化を踏まえ、従来の「スポーツ事業」と統合した「ライブIP事業」とし、音楽部門を除いた「エンターテイメント事業」を「デジタルIP事業」に変更するセグメント変更を実施している。
①デジタルIP事業…売上高59億8600万円(前年同期比7.3%増)、セグメント利益7億6000万円(同124.9%増)
自社IPである「BanG Dream!(バンドリ!)」において、劇場版「BanG Dream! FILM LIVE」が9月13日より全国約80館にて公開され、興行収入は3億円を突破した。また「としまえんコラボ」や「富士急コラボ」「バンドリ! ガールズバンドパーティ!カフェ 2019」など「バンドリ!」IPの露出施策が多く、相乗する形でTCG「ヴァイスシュヴァルツ」のバンドリ関連商品は再販が決定し、スマホゲーム『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』はゲーム内イベント施策を中心に好調に推移、またMD展開においてもイベントタイミングを中心に引き続き順調に推移した。さらに「バンドリ!」IPは、前期から続く好調の波を受け、各種メディアミックス展開によるロイヤリティ収入が大きく伸長した。
他社IPである「ラブライブ!」は、9月5日に『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』の国内ユーザー数が2500万人を突破、さらに9月26日には新作『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』をリリースし、計画通り順調に推移した。また、8月に発売したTCG「ヴァイスシュヴァルツ ラブライブ! feat.スクールアイドルフェスティバル Vol.3~6th Anniversary~」「ラブライブ!サンシャイン!! feat.スクールアイドルフェスティバル~6th Anniversary~」や9月に行われたイベント「スクフェス感謝祭」、10月の「スクフェスポップアップストア」でのMD展開においても着実に売上を積み重ねた。
②ライブIP事業…売上高23億1900万円(同29.3%増)、セグメント利益4億5000万円(同27.5%増)
音楽&舞台部門では「バンドリ!」発のリアルバンド「Roselia(ロゼリア)」が8月3日~4日の2日間、山梨の富士急ハイランド・コニファーフォレストにて単独ライブを開催し、会場とライブ・ビューイングをあわせて約4.3万人を動員した。また、5月から6ヵ月連続でリリースしている「バンドリ!」発6バンドのシングルリリースや、「BanG Dream! FILM LIVE」開催に伴う劇中歌コレクションなどのCDリリースも堅調に推移した。
スポーツ部門は、新日本プロレスにて夏のビッグマッチイベント「HEIWA Presents G1 CLIMAX 29」を開催した。日本武道館三連戦では3.1万人を超える来場者を動員するなど大会を通して延べ約9.7万人と昨年を上回る観客数を動員した。また、アメリカ東海岸3連戦「FIGHTING SPIRIT UNLEASHED」では約5000人を動員、イギリスロンドンで行われた「NJPW Royal Quest」では約6000人を動員するなど、海外でも存在感を示した。
■通期予想は据え置き
なお、2020年7月期通期の連結業績予想は、従来予想から変更なく、売上高360億円(前期比11.9%増)、営業利益31億円(同1.4%増)、経常利益31億円(同2.3%増)、最終利益18億円(同横ばい)の見込み。第2四半期以降に複数の新規IPのアニメ償却、新作スマホゲームの開発費の費用計上およびそれらへの積極的な広告宣伝を予定しているため予想を据え置いたとしている。
なお、今後の事業展開を踏まえて合理的な区分の検討を行った結果、連結子会社ブシロードミュージックはこれまで「エンターテイメント事業」に含めていたが、ライブエンターテイメント事業の強化を踏まえ、従来の「スポーツ事業」と統合した「ライブIP事業」とし、音楽部門を除いた「エンターテイメント事業」を「デジタルIP事業」に変更するセグメント変更を実施している。
①デジタルIP事業…売上高59億8600万円(前年同期比7.3%増)、セグメント利益7億6000万円(同124.9%増)
自社IPである「BanG Dream!(バンドリ!)」において、劇場版「BanG Dream! FILM LIVE」が9月13日より全国約80館にて公開され、興行収入は3億円を突破した。また「としまえんコラボ」や「富士急コラボ」「バンドリ! ガールズバンドパーティ!カフェ 2019」など「バンドリ!」IPの露出施策が多く、相乗する形でTCG「ヴァイスシュヴァルツ」のバンドリ関連商品は再販が決定し、スマホゲーム『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』はゲーム内イベント施策を中心に好調に推移、またMD展開においてもイベントタイミングを中心に引き続き順調に推移した。さらに「バンドリ!」IPは、前期から続く好調の波を受け、各種メディアミックス展開によるロイヤリティ収入が大きく伸長した。
他社IPである「ラブライブ!」は、9月5日に『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』の国内ユーザー数が2500万人を突破、さらに9月26日には新作『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS』をリリースし、計画通り順調に推移した。また、8月に発売したTCG「ヴァイスシュヴァルツ ラブライブ! feat.スクールアイドルフェスティバル Vol.3~6th Anniversary~」「ラブライブ!サンシャイン!! feat.スクールアイドルフェスティバル~6th Anniversary~」や9月に行われたイベント「スクフェス感謝祭」、10月の「スクフェスポップアップストア」でのMD展開においても着実に売上を積み重ねた。
②ライブIP事業…売上高23億1900万円(同29.3%増)、セグメント利益4億5000万円(同27.5%増)
音楽&舞台部門では「バンドリ!」発のリアルバンド「Roselia(ロゼリア)」が8月3日~4日の2日間、山梨の富士急ハイランド・コニファーフォレストにて単独ライブを開催し、会場とライブ・ビューイングをあわせて約4.3万人を動員した。また、5月から6ヵ月連続でリリースしている「バンドリ!」発6バンドのシングルリリースや、「BanG Dream! FILM LIVE」開催に伴う劇中歌コレクションなどのCDリリースも堅調に推移した。
スポーツ部門は、新日本プロレスにて夏のビッグマッチイベント「HEIWA Presents G1 CLIMAX 29」を開催した。日本武道館三連戦では3.1万人を超える来場者を動員するなど大会を通して延べ約9.7万人と昨年を上回る観客数を動員した。また、アメリカ東海岸3連戦「FIGHTING SPIRIT UNLEASHED」では約5000人を動員、イギリスロンドンで行われた「NJPW Royal Quest」では約6000人を動員するなど、海外でも存在感を示した。
■通期予想は据え置き
なお、2020年7月期通期の連結業績予想は、従来予想から変更なく、売上高360億円(前期比11.9%増)、営業利益31億円(同1.4%増)、経常利益31億円(同2.3%増)、最終利益18億円(同横ばい)の見込み。第2四半期以降に複数の新規IPのアニメ償却、新作スマホゲームの開発費の費用計上およびそれらへの積極的な広告宣伝を予定しているため予想を据え置いたとしている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ブシロード
- 設立
- 2007年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 木谷 高明
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高462億6200万円、営業利益8億8200万円、経常利益18億9800万円、最終利益8億400万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7803