【ゲーム株概況(12/17)】『ダウト』の簡体字版の中国配信を材料にボルテージがS高 カプコンとコーテクHDが高値更新 オルトプラスは大幅高

12月17日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比113.77円高の2万4066.12円で取引を終えた。前日の米国市場の最高値更新を受けて、朝方から買いが先行した。ただ、2万4000円に乗せた水準では利益確定の売りも入り、伸び悩む場面が続いた。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ボルテージ<3639>が前場にストップ高に張り付いたまま、この日の取引を終えた。ボルテージは、『ダウト~嘘つきオトコは誰?~』の簡体字版をテンセントが近くリリースする予定の新インタラクティブ読み物アプリ『一零零一』内の初期タイトルとして配信すると発表したことが市場の関心を強く集めたようだ。

また、オルトプラス<3672>やドリコム<3793>、マイネット<3928>、サイバーステップ<3810>などが大幅高し、コロプラ<3668>やKLab<3656>なども買われた。

大手ゲーム株ではカプコン<9697>とコーエーテクモHD<3635>が年初来高値を更新した。

半面、バンダイナムコHD<7832>がさえず、ギークス<7060>やブシロード<7803>、DeNA<2432>なども軟調な推移となった。


■関連銘柄
株式会社ボルテージ
http://www.voltage.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ボルテージ
設立
1999年9月
代表者
代表取締役社長 津谷 祐司
決算期
6月
直近業績
売上高34億5600万円、営業損益9400万円の赤字、経常利益1500万円、最終利益500万円(2024年6月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3639
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