ウェブテクノロジ、2Dアニメ作成ツール「OPTPiX SpriteStudio Professional」Ver.6.4公開 「カスタムシェーダー」機能を搭載
CRI・ミドルウェア<3698>のグループ会社ウェブテクノロジは、2Dアニメーション作成ツール「OPTPiX SpriteStudio Professional」のVer.6.4を12月19日に公開した。
本バージョンでは、自作シェーダーをアニメーションに適用できる「カスタムシェーダー」機能、プログラムの複数起動によるプロジェクト間のコピー&ペーストに対応した。また、複数の画像素材をコンパクトにまとめる「セルマップの最適化」機能を実験的に搭載した。
なお、Ver.6.4は「Professional」を先行リリースする。個人・小規模チーム向けライセンスの「Personal」および「DEMO」のVer.6.4は2020年初頭に公開する予定だ。
■「OPTPiX SpriteStudio Professional」Ver.6.4の主な新機能
▼カスタムシェーダー
自作のシェーダーファイルを用意することで、任意のパーツの描画にシェーダーを指定できるようになった。アトリビュートとして追加されるので、タイムライン上でシェーダーのパラメータをコントロールし、アニメーションに反映させることができる。
シェーダーファイルのサンプルは後日OPTPiX ヘルプセンターで公開する予定だ。ダウンロードしたシェーダーファイルをそのまま利用するだけでなく、アレンジして利用することもできる。
▼プログラムの複数起動とプロジェクト間のコピー&ペースト
同時に複数のプロジェクトを開くことができるようになった。また、プロジェクトをまたいでのアトリビュートやキー、セルなどのコピー&ペーストができるようになった。
※コピーする内容により、別途ファイルのコピーなどが必要になることがある。
■セルマップの最適化
複数のセルマップや参照イメージを一つにまとめる機能。セルマップの中からアニメーションから参照されているセルだけを抽出し、セルマップを最適化する。最適化後は、そのセルマップを参照するプロジェクトを新規に生成する。
※ 本機能は実験的機能として搭載しており、今後のバージョンで正式版となる予定。
▼その他Ver.6.4の新機能
・項目をカスタマイズし、任意のユーザーデータ用途に使用できる「シグナルアトリビュート」を追加[Pro]
・AVI2.0での出力に対応、動画出力サイズが無制限に
・レイアウトウィンドウにガイドラインを設定可能に
・エディタ上で複数アニメーションの連続再生リストを作成、ランタイム用のデータを出力できる「アニメーションシーケンス」機能追加[Pro]
・レンダリング結果を確認できる専用の「プレビュー」機能追加
<製品ホームページ>
https://www.webtech.co.jp/spritestudio/
会社情報
- 会社名
- 株式会社CRI・ミドルウェア
- 設立
- 2001年8月
- 代表者
- 代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3698