2020年 年頭所感（ファンプレックス株式会社 下村 直仁社長）

新年、あけましておめでとうございます。謹んで新春のお祝いを申し上げます。

昨年ファンプレックスは株式会社ORATTAを合併した新体制で、全てのお客さまへの提供価値を明文化した「FNP Quality（ファンプレックスクオリティ）」を掲げた運営事業に取り組んでまいりました。

設立時より約30本のタイトルの移管運営に携わらせていただいた中で、2019年はこれまで積み重ねてきた「安心・安全なゲーム運営の提供」と、新たな挑戦として「運営に関わる提供サービスの拡大」の2つを事業の大きな軸として取り組んでまいりました。

「安心・安全なゲーム運営の提供」という面では、設立以来守ってきた重大事故ゼロでの安全な運営移管をはじめ、長期運営タイトルでの売上再成長など、我々が運営させていただくゲームをより長くお客さまに楽しんでいただくために、守りと攻めの両面での取り組みを継続してまいりました。その甲斐もあって、クライアントさまからは運営品質について高い評価をいただくことができ、我々自身、高品質なゲーム運営の提供を通じてゲーム産業に貢献していくべく改めて想いを強くした1年となりました。

「運営に関わる提供サービスの拡大」という面では、「ゲームの移管・運営」という既存事業を軸足としつつ、運営の支援業務やコンサルティング業務等、これまでの純粋なゲーム運営事業から一歩踏み出した形のサービスを提供させていただきました。我々の最大の強みである高品質なゲーム運営力はこれからも強化していきますが、加えて開発期のタイトルやマルチプラットフォーム展開など、運営以外の場面でもその強みを発揮していきたいと考えています。

5年目を迎える2020年は、「ゲーム運営」を軸足として「安心・安全なゲーム運営の提供」という従来の価値をより充実させながら、事業領域を新たなゲームの運営への参画やパートナーシップの開拓などに拡大させていくことで、ゲーム運営市場の価値向上と一層の事業の成長を目指し、全社を挙げてゲーム運営市場の発展に貢献していきたいと思います。