ユナイテッド、事業ポートフォリオを整理 新作ゲームは開発せず アラン・プロダクツは解散 Smarpriseはゲームエイトに譲渡

ユナイテッド<2497>は、1月22日、注力事業の絞り込みを実施するため、事業ポートフォリオの整理を行うことを発表した。事業ポートフォリオ整理の対象となった子会社とその方法は下記のとおり。

・トライフォートの事業再編
・アラン・プロダクツの解散
・ラップスの株式譲渡
・Smarpriseの株式譲渡

なお、ゲーム事業については、新規タイトルの開発は行わず、既存タイトルにおいて収益性を重視した運営に方針を転換する。

①トライフォートの事業再編
連結子会社トライフォートのゲーム以外のアプリ受託開発事業を新設分割により分社化し、ユナイテッドがトライフォートより新設会社の全株式を譲り受けた上で、保有するトライフォート全株式をトライフォート代表取締役である大竹慎太郎氏に譲渡する。

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②アラン・プロダクツの解散
連結子会社アラン・プロダクツの解散を決定した。これに伴い、2020年3月期の第3四半期において特別損失を計上する。アラン・プロダクツは、「ヘアラボ」をはじめとした個人の悩み解決型のWebメディアの立ち上げにより成長を遂げ、直近では複数の新規事業の開発を実施してきた。しかし、既存事業の事業環境の変化および新規事業の進捗状況を踏まえ、継続的な経営資源の投下は困難と判断し、全事業を終了することとなった。

③ラップスの株式譲渡
アラン・プロダクツの連結子会社ラップスの全株式について、代表取締役である和田崎達也氏に譲渡した。なお、本株式譲渡に伴い、ラップスは2020年3月期の第4四半期以降、ユナイテッドの連結子会社から除外されることになる。

④Smarpriseの株式譲渡
連結子会社Smarpriseの全株式をゲームエイトに譲渡した。この株式譲渡に伴い、Smarpriseは2020年3月期の第4四半期以降、ユナイテッドの連結子会社から除外されることになる。Smarpriseは、課金ゲームユーザープラットフォーム「SMART GAME」の運営をはじめとして、メディア事業を中心に複数の新規事業創出にチャレンジしてきたが、ゲームなど外部環境の変化もあり、より事業シナジーの高い企業のもとで事業成長を目指すことが最善の選択肢であるとの結論に至り、株式譲渡を実施することとなった。

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ユナイテッド株式会社
https://united.jp/

会社情報

会社名
ユナイテッド株式会社
設立
1998年2月
代表者
代表取締役社長兼執行役員 早川 与規/代表取締役兼執行役員 金子 陽三
決算期
3月
上場区分
東証グロース
証券コード
2497
企業データを見る
株式会社Trys
https://trys2020.com/

会社情報

会社名
株式会社Trys
設立
2008年2月
代表者
代表取締役社長CEO 小林 泰平
企業データを見る
Smarprise

会社情報

会社名
Smarprise
企業データを見る