MCF、スマホゲームの収益認識基準に関するガイドライン案を作成 ゲーム企業の会計関係者より意見募集も開始

作成されたガイドラインでは、一時点で収益を認識すべきか、一定の期間にわたり収益を認識すべきかを判断するには、ゲームの性質や、ゲーム内で使用されるアイテムの声質によって判断すべきとし、どのような場合に一時点の認識とするか、期間にわたる認識とするか、その会計処理のまとめたものとなっている。以下の方法について検討が加えられている。
(1)一時点で収益を計上する方法
① ゲーム内通貨を使用した時点(アイテムを獲得した時点)
② ゲーム内通貨を購入した時点
(2)一定期間に繰り延べて収益を計上する方法
① ゲーム自体の存続期間で判断する方法
② ゲームプレイヤーのそのゲームの継続期間で判断する方法
③ アイテムベースで判断する方法
④ サービス終了までのアナウンス期間を基準とする方式
⑤ アイテム等購入期間のサイクルをベースとする方式
ガイドラインに対する意見については、原則、電子メールで提出してほしいとのこと。意見提出フォーマットも用意したので、そちらを利用してほしい、としている。意見募集で提出された意見については、ガイドライン策定の参考として取り扱う。2月21日まで受け付ける。
なお、記入された氏名(法人等にあってはその名称及び代表者の氏名)、電話番号、メールアドレス等は、提出意見の内容に不明な点があった場合等の連絡・確認のために利用するもので、本人の同意なく公表することはない、としている。また、提案に対する個別の回答はできないので、注意してほしいとのこと。
▼「スマートフォンゲーム等における収益認識基準に関するガイドライン(案)」
https://www.mcf.or.jp/temp/MCFguideline_draft_20200120.pdf
▼意見提出フォーマット
https://www.mcf.or.jp/temp/MCFguidelinecomment_format.docx
送付先アドレス:
iken@mcf.or.jp
◎問い合わせ先:
https://www.mcf.or.jp/contact
担当:岸原、越賀
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