セガのパッケージソフト、営業利益は43%減の46億円 採算性の高いリピート販売が低下 新作販売倍増で来期から利益貢献に期待
セガサミーホールディングス<4640>は、子会社セガゲームスの展開するパッケージゲームの第3四半期累計(19年4~12月)の営業利益が前年同期比で43.2%減の46億円と大きく落ち込んだことがわかった。採算性の高い過年度発売タイトルのリピート販売が減少した。発表によると、その販売本数は同17.8%減の1239万本にとどまった。これが主な減益要因となったようだ。リピート販売は、前期に開発費の計上がほぼ完了しているため、新作に比べると採算性が高い。
ただ売上高は同26.3%増の552億円と伸びた。『マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック』や『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』『新サクラ大戦』などを発売し、新作パッケージソフトの販売本数は倍増の694万本を記録。今期の新作は、来期(2021年3月期)にはリピート販売タイトルとして利益面で貢献してくる可能性が高い。
ただ売上高は同26.3%増の552億円と伸びた。『マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック』や『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』『新サクラ大戦』などを発売し、新作パッケージソフトの販売本数は倍増の694万本を記録。今期の新作は、来期(2021年3月期)にはリピート販売タイトルとして利益面で貢献してくる可能性が高い。
(編集部 木村英彦)
会社情報
- 会社名
- 株式会社セガ
- 設立
- 1960年6月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 里見 治紀/代表取締役社長執行役員COO 内海 州史/代表取締役副社長執行役員Co-COO 杉野 行雄
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1916億7800万円、営業利益175億3900万円、経常利益171億9000万円、最終利益114億8800万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460