monoAI technology、ドコモとグローバルバーチャルライブ検証システム「MATRIX STREAM」を共同開発 5Gで国境と次元を超えたVRライブを実現
monoAI technology(旧モノビット)は、NTTドコモ<9437>と世界最大の携帯電話事業者チャイナモバイルが3月21日に共同開催する日中同時開催VRライブ「以心伝心有灵犀-Borderless Live 5G-」にて運用される、グローバルバーチャルライブ検証システム「MATRIX STREAM」をNTTドコモと共同開発していることを発表した。
なお、本システムは自社製品である「monoAI technology xR Cloud」を基盤とし、NTTドコモが提供する5Gの「高速・大容量」「低遅延」「同時多接続」という特長を活かし、スマートフォンからPC、デジタルサイネージ、VRゴーグルまで、マルチデバイスで楽しめる、5Gを用いた新世代のVRライブを実現していく。
■「MATRIX STREAM」とは
5Gにより国境と次元を超えたバーチャルアーティストによるVRライブを実現する次世代型VRプラットフォーム。「リアルタイムVRストリーミング」「インタラクティブギフティング」「ファンコミュニケーション」「MECビジュアライゼーション」などの機能をワンソリューションとし、アジアをはじめ、全世界のバーチャルアーティストとファンを繋げる5G時代のxRライブを実現するための機能を検証する予定だ。
■monoAI technologyが提供する「monoAI technology xR Cloud」について
5Gの特徴を最大限に活用した、数万人規模の大規模同時接続を実現した仮想空間ソリューション。本ソリューションを用いれば、バーチャルオフィスや仮想ECショップなど、様々な仮想化サービスをすぐに実現することができる。スマートフォンでも動作するため、幅広いユーザーが利用可能。
◇ソリューション概要
・顧客のニーズにあわせて、細かくカスタマイズした仮想空間サービスを構築するソリューション。
・オンラインゲームの通信技術を応用し、自分の周囲一定範囲だけに通信を行うシステムにより、数万人が1つの世界に同時接続が可能。
・いままで実現できなかった、数万人規模の展示会や大規模カンファレンス、仮想の街など、様々なサービスが実現可能。
・アバター作成機能を搭載し、追加のモデリングが不要。
・モバイルだけでなく、最新のVR、AR、MRデバイスにも対応。
・ヒアリング、企画立案、設計開発、サーバ構築保守、サービス運用まで、一貫してサービス提供を行っている。
■「以心伝心有灵犀 -Borderless Live 5G-」について
2020年は、5Gの本格的な展開によってYouTubeなどの映像コンテンツの種類も豊富になり、バーチャルアーティストたちがグローバルに活躍できる場がさらに広がると見られている。そんな中で今回5Gを利用した日中VR音楽ライブ「以心伝心有灵犀-Borderless Live 5G-」の開催が決定。同ライブの出演アーティストには「直感×アルゴリズム♪」から「Tacitly」「Kizuna AI」「YuNi」。中国からは「泠鸢yousa」といった人気バーチャルアーティストが参加する。
さらに同ライブでは5Gが持つ、「高速・大容量」「低遅延」「同時多接続」という特長を活かした未来のライブ体験を実現。バーチャルアーティストと会場参加者、オンライン視聴者とのコミュニケーションや、VRゴーグルによる演出などを通してバーチャルアーティストの“実在感”を体験することが可能だ。
※今回新型コロナウィルスの影響を鑑み、5G体験を目的としたライブは一旦延期となり、無観客による日本・中国同時配信のみを実施することになった。
▼「以心伝心有灵犀-Borderless Live 5G-」概要
イベント名:「以心伝心有灵犀~Borderless Live 5G~」
日程:2020年3月21日(土)19時~21時
会場:ベルサール汐留(無観客)
会社情報
- 会社名
- monoAI technology株式会社
- 設立
- 2013年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 本城 嘉太郎
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 5240