【ゲーム株概況(3/18)】繁体字版『De:Lithe』への期待でenishが買われる　国内証券が目標株価引き下げのコナミHDは安値更新　ネクソンは大幅反発

3月18日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比284.98円安の1万6726.55円で取引を終えた。朝方は米政府による大型の経済対策を材料に買いが先行したものの、その米国市場の時間外取引で先物指数が急落したこともあり、国内市場も大引けにかけて値を崩す展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ネクソン<3659>が大幅反発したほか、enish<3667>やKLab<3656>、オルトプラス<3672>なども買われた。enishは、繁体字版『De:Lithe』の事前登録を実施中で、これが今春配信開始予定となっていることから早期の収益貢献への期待が膨らんでいるようだ。

また、大手ゲーム株では、カプコン<9697>とスクウェア・エニックスHD<9684>が大幅高した。

半面、コナミHD<9766>は大幅反落し、昨年来安値を更新した。コナミHDは、SMBC日興証券が目標株価を6100円から4900円に引き下げたことも嫌気されているようだ。

ほか、ミクシィ<2121>やエイチーム<3632>なども安値を更新し、アカツキ<3932>やモブキャストHD<3664>の下げもきつい。


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