ミクシィ<2121>の第4四半期(2020年1~3月)の業績は、営業利益が124億円となり、前四半期の9億円の赤字から大きく回復する見通しとなった。100億円の大台超えは2019年1~3月期以来となる。売上高も前四半期比で51.4%増の386億円と大きく伸びる見込みだ。昨日(3月23日)に開示した2020年3月通期の業績予想に基づいて第4四半期の業績見通しを計算した。
『モンスターストライク』で実施した人気IPとのコラボが好調に推移した。「鬼滅の刃」や「映画ドラえもん のび太の新恐竜」「FAIRY TAIL」コラボが寄与したものと見られる。App Annieの調査やストアのセールスランキングでも好調に推移していた。加えて、前四半期に発生したオフィス移転に伴う一時費用が剥落することも増益要因となったようだ。
【関連記事】
・20年2月国内モバイルゲーム売上ランキング、『モンスト』3ヶ月連続首位 『ドッカンバトル』2位浮上 『アークナイツ』GP8位 App Annie調べ
・FAIRY TAILコラボの『モンスト』強さ光る 『荒野行動』『FGO』『ドッカンバトル』も首位獲得 3周年『ガルパ』首位ならず App Store振り返り
・ミクシィ、『モンスト』×『映画ドラえもん のび太の新恐竜』コラボを3月6日より開催決定! 新キャラに加えてこれまでのコラボキャラが復刻!
・【Sp!cemartゲームアプリ調査隊】『モンスト』×「鬼滅の刃」コラボを分析…IP頼りで終わらず、推奨行動など多様な施策で盛り上げる
・ミクシィ、『モンスターストライク』×「鬼滅の刃」コラボを2月14日に開催決定! CP参加でコラボ特製グッズをプレゼント
同社の四半期別の売上高と営業利益の推移は以下のとおり。
(編集部 木村英彦)
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121