米国の調査会社Sensor Towerは、3月24日付けのレポート「Top Mobile Games by Worldwide Revenue for February 2020」で、Tencentの『PUBG Mobile』が2020年2月のモバイルゲーム売上ランキングで首位に立ち、ユーザー支出が1億9160万ドル(約212億円)に達したとの推計結果を公表した。その内訳は、中国が71%、米国が7.3%、サウジアラビアは4%とのこと。
2位にはTencentの『Honor of Kings』が続いた。このTOP2は2019年12月から変わらずTencentの独壇場となっている。収益は1億2160万ドル(約134億円)で、その92.6%が中国で、タイの3.7%が続くと、Sensor Towerは説明している。
さらに同Blogで公開してるランキング表では、総合でミクシィ<2121>の『モンスターストライク』が先月の8位から3位に、バンダイナムコエンターテインメントの『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が1月のTOP10のランク外から5位にランクインしている。
『モンスターストライク』では2月に「鬼滅の刃」コラボを実施、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』では1月29日より5周年キャンペーンを実施しておりその影響が大きく出たと考えられる。
また先月TOP10入りをしたLilith Gamesの『Rise of Kingdoms』が更に順位を伸ばし7位に、また『AFK Arena』も4位に留まっており、好調をキープしている。
さらにイスラエルのテルアビブを拠点とするMoon Activeが開発した『Coin Master』が9位にランクインしたのは注目だろう。
(※)今回のレポートの推定はApp StoreとGoogle Playからで、サードパーティのAndroidは含まれないとのこと。
【関連サイト】
Top Mobile Games by Worldwide Revenue for February 2020